『Pen』の特集「水木しげる大研究。」が一冊の本に 幻の童話作品も完全収録

 雑誌『Pen』で好評を博した特集「いまこそ日本漫画の鬼才に注目! 水木しげる大研究。」が再編集され、書籍『ペンブックス 水木しげる大研究 妖怪・漫画とともに生きた鬼才』として11月28日に発売された。

 2015年に亡くなるまで、生涯現役漫画家として活躍した日本漫画界の巨匠にして鬼才、水木しげる。93年の人生で経験した怒濤のドラマは、誰も見たことのないキャラクターを生み続けた。水木によって命を吹き込まれた、妖怪という“目に見えないものたち”は、まるですぐ隣にいるかのような親しみに満ちている。

 紙芝居作家、貸本漫画家を経てブレイクするまでの軌跡、自身のクリエイションに言及したインタビュー、代表作品の詳細解説や、ルーツが詰まった故郷・鳥取県境港市へも取材を敢行。また、“ゲゲゲの女房”こと妻・布枝さんが語る、ありし日の思い出、そして幻の童話作品も完全収録されている。

■書籍情報
『ペンブックス 水木しげる大研究 妖怪・漫画とともに生きた鬼才』
発行:CCCメディアハウス
発売:2019年11月28日
定価:本体1700円(税別)
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2381/

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