L'Arc-en-Ciel、Ado、THE STROKES、BUMP OF CHICKEN....『SUMMER SONIC 2026』豪華アクトを振り返る

都市型音楽フェス『SUMMER SONIC 2026』(以下、『サマソニ』)が8月14日〜16日の3日間にわたり、東京と大阪で開催。今年で25周年を迎えた同フェスから、東京会場の3日間をそれぞれ凝縮した「SUMMER SONIC 2026 DAY-1」が10月24日、「SUMMER SONIC 2026 DAY-2」が25日、「SUMMER SONIC 2026 DAY-3」が31日にWOWOWにて放送・配信される。本稿では各プログラムでオンエアされるアクトから数組をピックアップして見どころを紹介。当日会場で観覧した人はもちろんのこと、これから番組を通じて初めて触れるであろう方々にも、各アクトの魅力を感じていただけたら幸いだ。
BUMP OF CHICKEN(DAY-1)

今年結成30周年という大きな節目のタイミングに『サマソニ』初出演を果たしたBUMP OF CHICKENは、オーディエンスのクラップに導かれるように「アカシア」にてライブをスタート。藤原基央(Vo, Gt)がその唯一無二の歌声をスタジアムに響かせ、「会いたかったぜ幕張!」と叫んだ瞬間に会場はこれ以上はないというほどの幸福感に包まれていく。以降も最新曲「I」や代表曲のひとつ「ray」などを連発。ZOZOマリンスタジアムをスケール感の大きなバンドサウンドで沸かせ続け、最後は時代を超えた名曲「天体観測」で最高の一体感を作り上げた。
JENNIE(DAY-1)

『サマソニ』DAY1のMOUNTAIN STAGEヘッドライナーを務めたJENNIEは、非常にシアトリカルな構成で見応えのあるステージを展開。ステージを覆う真紅の幕が開くと、激しい炎の映像を背に登場し、多数のダンサーを引っ提げて「Filter」からライブをスタートさせる。見応えのあるダンスを交えながら、時に艶やかな歌声で大勢のオーディエンスを魅了し、時にリズミカルで鋭角的なラップで観る者を圧倒。ライブの随所から彼女のスター性を実感することができた。
THE STROKES(DAY-1)

日本でのステージは3年ぶり、『サマソニ』出演は2011年以来15年ぶりとなるTHE STROKES。来日直前に6年ぶりの新作『Reality Awaits』をリリースしたばかりとあって、MARINE STAGEでのライブはオールタイムベスト的な選曲に、「Going Shopping」など最新作からの楽曲を交えることでバンドの現在進行形の姿を提示。ジュリアン・カサブランカス(Vo)も近年の日本公演の中でもベストと呼べる仕上がりで、今もなお彼らがロック界のカリスマであることを証明してみせた。
mgk(DAY-2)

東京公演ではDAY-2のMARINE STAGE、DAY-3のSONIC STAGEと2日連続で出演し、そのどちらもがオンエアされるmgk。DAY-2のライブでは、トレードマークであるピンクのギターをかき鳴らしながら「maybe」などストリート感の強いパンクロックや、「FIX UR FACE」をはじめとするダンサブルなヒップホップチューンを連発。巨大な自由の女神の頭像を背に、女性ダンサーを交えたパフォーマンスや激しく吹き上がる炎の演出など、エンターテインメント色の強いステージで日本のオーディエンスをノックアウトし続けた。
サカナクション(DAY-2)

昨年の「怪獣」の大ヒット、そして今年に入ってからの「夜の踊り子」のバイラルヒットも手伝ってか、『サマソニ』DAY2のサカナクションはあれだけ大きなMOUNTAIN STAGEを入場規制にするほどの盛況ぶりを見せた。ライブ序盤から「夜の踊り子」や「アイデンティティ」といった代表曲が連発されると、フロアは巨大なダンスホールへと一変。ビビッドに響くサウンドはもちろん、映像やレーザーなど視覚面での演出も加わることで、フェスの場であろうと彼ららしいこだわりは十分に伝わり、2026年を生きるロックバンドとしての在り方を見事にアピールしてみせた。
Ado(DAY-2)

『サマソニ』DAY2のMARINE STAGEを締め括ったのは、『サマソニ』初登場のAdo。ステージ中央に設置された“箱”から、彼女が最初に放った曲は意外にもMetallicaの名曲「Enter Sandman」のカバーだった。『サマソニ』の歴史を築いてきた先人たちへのリスペクトを込めた1曲から、おなじみの「うっせぇわ」へと繋げると、会場のボルテージも急加速。「モンストロ」では変幻自在で巧みなボーカルワークで、スタジアムに駆けつけたオーディエンスの心を鷲掴みにするなど、世界をまたにかけて活躍する彼女らしい圧倒感でヘッドライナーとしての役目を全うした。























