月詠み ユリイ・カノン×noaが語る新たな物語の幕開け 「愛がゆえに」で鳴らす“自分の100%を超える”歌声

負の感情から“生の価値”を描く月詠みの物語
――新体制初のツアー『Life of Lies』が11月から始まりますね。どんなツアーになりそうですか?
noa:私の夢は武道館に立つことなんですが、一歩近づいた気がするので、めっちゃ楽しみです。
ユリイ:1st、2ndの物語を改めて振り返ったうえで、新ストーリーへと続いていくようなツアーになると思います。
――ファンの方もどういうツアーになるか気になっていると思いますが、新しい月詠みをどう受け取ってほしいと思っていますか?
ユリイ:2ndはツインボーカルの掛け合いがひとつの主軸となっていましたが、新ストーリーは1stと同じく、メインボーカルは1人です。ただ、1stと2ndは2人の主人公がいて、それぞれの人生を追っていくような物語の中で、それぞれの主人公が物語を語るようなアプローチでした。一方、新ストーリーは群像劇というか、いろいろな人物の思想や思惑が絡んでいきます。ボーカルはさまざまな人間模様の語り部を担うようなイメージですね。
――月詠みが発足して約6年ですが、当初のビジョンと今を比べると、いかがですか?
ユリイ:物語を書いているうちに、その人物がどう進むべきかっていうことが変わっていったりして、予定より時間がかかってますね。1stの時点で当初の構想より倍の長さになっていて。物語と音楽という2軸があって、物語に引っ張られて「こういう音楽がほしい」と思うこともあれば、音楽に引っ張られて「こういう物語がほしい」と思うこともあって、どんどん広がっていきました。自分の中で1st、2nd、そして今回の新ストーリーまではなんとなくの構想があって、それぞれが独立した物語ではありつつ、実はそれぞれ繋がっていて、それらがひとつの物語になっていきます。
――物語と音楽という軸がふたつあることで、創作意欲が想像以上に刺激されているわけですね。
ユリイ:そうですね。どちらかひとつだったら、もっと早く自分の中で区切りがついていたんでしょうけど。
――発足当初から変わらず大事にしていることは何だと思いますか?
ユリイ:自分が意識して暗い話にしようとしているわけではないのですが、自分の中にあるものを表現していくと明るいものにはならないんですよね。さっきnoaが近いことを言っていましたが、自分の中に負の感情があって、それは美しいものではないと思うのですが、誰かにとっては優しいものになればいいなと思っていますね。
――でも、ライブも含めて月詠みの表現から希望を受け取っている人は多くいるように思います。
ユリイ:そうだといいですよね。生き死にのことをメインに描いていますが、「死んで悲しい」で終わるのではなく、死を思うからこその生の喜びや価値を表現しているつもりです。
■リリース情報
月詠み「愛がゆえに」
配信日:9月30日
配信リンク:https://jvcmusic.lnk.to/Tsukuyomi_Aigayueni
■関連リンク
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