全7組55名が集結した『HiGH&LOW』10周年記念スペシャルライブ これまでの歴史を辿り“新世界”への扉を開いた全35曲徹底レポ

『HiGH&LOW』10周年記念ライブ徹底レポ

 総合エンタテインメントプロジェクトとして始動した『HiGH&LOW』。“全員主役”をキャッチコピーに掲げ、男たちの友情と熱き闘いを描いてきた大人気シリーズが、2026年9月22日、23日の2days、10周年を記念したスペシャルライブ『HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY FEVER』をKアリーナ横浜にて開催した。本公演には、EXILE THE SECOND、DOBERMAN INFINITY、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVER、Girls²の7組、総勢55名が集結。新旧の楽曲を織り交ぜながら全35曲を届けたライブの中盤には、2027年に公開予定の新作映画『HiGH&LOW THE 新世界』(AKIRA、NAOTO、白濱亜嵐、川村壱馬、吉野北人が出演)に、THE RAMPAGEの武知海青とFANTASTICSの八木勇征が出演することも明らかとなり、大歓声が沸き起こった(※初日のライブ前には、AKIRA、川村、武知、八木による囲み取材も実施)。

『HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY FEVER』

 そもそも『HiGH&LOW』とはLDHアーティストが手掛ける音楽と演技を融合した作品であり、2015年にドラマシリーズがスタート。2016年からは『HiGH&LOW THE MOVIE』を始めとする映画シリーズが本格始動。物語の舞台、SWORD地区に鎮座している5つのチーム(山王連合会・White Rascals・鬼邪高校・RUDE BOYS・達磨一家)を中心に、音楽とファッションを愛するメンバーで構成されたMIGHTY WARRIORSや、SWORD地区の完全支配を目論む九龍グループといった敵対勢力との抗争を描いてきた。さらに2016年には、ドームライブ『HiGH&LOW THE LIVE』を開催。これまで作品を彩ってきた楽曲を、出演者たちのアクティングを交えながら観客のもとへ。山王連合会のリーダーであるコブラ(三代目J SOUL BROTHERS 岩田剛典)や、SWORD地区が生まれる以前、その地域一帯を支配していた伝説のチームMUGENの元総長・琥珀(EXILE/EXILE THE SECOND AKIRA)、MUGENの最強の敵でありながら愛嬌たっぷりの雨宮兄弟(EXILE TAKAHIRO、三代目J SOUL BROTHERS ØMI)、九龍グループの傘下である家村会幹部の二階堂(EXILE/EXILE THE SECOND 橘ケンチ)など、EXILE TRIBEの年長組が牽引する形で一大ムーブメントを築き上げた。ちなみに山王連合会には、チハル(EXILE/FANTASTICS 佐藤大樹)、ヒカル(THE RAMPAGE/ MA55IVE THE RAMPAGE 山本彰吾)、ケン(THE RAMPAGE 岩谷翔吾)も所属。MIGHTY WARRIORSには、ディディー(THE RAMPAGE/MA55IVE THE RAMPAGE LIKIYA)も所属している。

 物語の流れが大きく変わったのは、2019年のこと。『HiGH&LOW』に登場する鬼邪高校と、伝説的不良コミック「クローズ」「WORST」(原作・髙橋ヒロシ)の世界観が交差する『HiGH&LOW THE WORST』がスタートした。同シリーズでは、鬼邪高校の初代番長・村山良樹(山田裕貴)から“テッペン”の座を受け継いだ花岡楓士雄(THE RAMPAGE 川村壱馬)や、その親友・高城司(THE RAMPAGE 吉野北人)、人気キャラの轟洋介(前田公輝)とともに2016年から登場している辻(THE RAMPAGE/MA55IVE THE RAMPAGE 鈴木昂秀)&芝マン(THE RAMPAGE 龍)などが主要キャラクターに。2022年公開の映画『HiGH&LOW THE WORST X』からは、THE RAMPAGEの陣(江罵羅商業高校の風見仁)、長谷川慎(江罵羅商業高校の鮫岡章治)、藤原樹(鎌坂高校の氷室零ニ)、FANTASTICSの八木(鈴蘭男子高校の山口孫六)、木村慧人(鈴蘭男子高校の伊東カムイ)、堀夏喜(鳳仙学園の徳山門司)も参戦しており、今では『HiGH&LOW THE WORST』シリーズ=Jr.EXILEの勢いを象徴するプロジェクトの1つとなっている。

 そんな10年間を凝縮したスペシャルライブで演出を担当したのは、新作『HiGH&LOW THE 新世界』で久保茂昭とともに監督を務める平沼紀久。ライブ冒頭、『HiGH&LOW』の歴史を振り返る映像が流れ始めると、『HiGH&LOW』シリーズの人気キャラクター・琥珀を演じたAKIRAが登場し、最終章へと続く闘いの火蓋が切られた。AKIRAの背中を追うようにTHE RAMPAGEとFANTASTICSもメインステージに集結。川村の開幕宣言が響く中、BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERも花道やサブステージから続々と現れ、“『HiGH&LOW』の主題歌”として初期シリーズを支えてきたEXILE TRIBEの「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」に想いを重ねる。オリジナルバージョンを歌唱しているEXILE THE SECONDのNESMITHとSHOKICHIはもちろん、THE RAMPAGEとFANTASTICSも2022年に開催した『BATTLE OF TOKYO ~TIME 4 Jr.EXILE~』(初日『BATTLE OF HiGH&LOW』)で歌唱したことがあるが、BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERが同曲でマイクを握るのは今回が初めて。新たな顔ぶれで歌い繋ぐ『HIGHER GROUND』が“新世界”の扉を開いた。

 続いて、初期シリーズより『HiGH&LOW』を楽曲面でリードしてきたDOBERMAN INFINITYの5人がセンターステージに登場。山王連合会のテーマソング「Do or Die」と、ハウス・オブ・ペインの楽曲をオマージュした鬼邪高校のテーマソング「JUMP AROUND∞」を立て続けに披露すると、観客は大盛り上がり! 特にSWAYの豪快なシャウトから始まる「JUMP AROUND∞」は、2019年の『HiGH&LOW THE WORST vs THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 完成披露試写会 & PREMIUM LIVE SHOW』で、THE RAMPAGE&MA55IVEが鬼邪高校の村山良樹(山田裕貴)・関虎太郎(一ノ瀬ワタル)をゲストに迎えてカバーしたこともあり、初期『HiGH&LOW』と『THE WORST』を結ぶ架け橋として愛され続けている。

『HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY FEVER』DOBERMAN INFINITY
DOBERMAN INFINITY

 妖艶な紫のライトに照らされながら、九龍グループのロゴが描かれた襖から現れたのは、家村会の二階堂を演じた橘。二階堂を守るように取り囲む舎弟たちは華麗に刀を操り、橘自身も真剣な面持ちで銃を撃つ。そんなドラマティックな演出でEXILE THE SECONDのパフォーマンスに導くと、九龍グループのテーマソング「One Time One Life」がフロアを掌握した。その直後、一人ステージに残ったSHOKICHIのもとに真っ白な衣装のGirls²が合流し、傷ついた女性たちを守ることをモットーとしているスカウト集団・White Rascalsのテーマソング「WHITEOUT」へ。Kアリーナ横浜はすぐさま、White Rascalsが拠点としているクラブheavenに変貌し、一面を白く染め上げた。――だが、『HiGH&LOW』ワールドの女性は守られるだけの存在ではない。暗転した場内にピンクのライトとバイクの音が鳴り響き、パッとライトアップすると、メインステージには、かつて劇中で着用されていたピンクの衣装を羽織るGirls²の姿が。今回が『HiGH&LOW』初参戦となった彼女たちは、紅一点ながらも圧倒的な存在感を見せつけ、レディースチーム苺美瑠狂のテーマソング「STRAWBERRY サディステック」をパフォーマンスした。

『HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY FEVER』橘ケンチ
橘ケンチ
『HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY FEVER』Girls²
Girls²

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