『サマソニ』出演! ディセンバー・テンが目指す“究極のゴール”とは 多彩なバックボーンとデビューからの日々を語る
「僕にとっていちばんのライバルでした」――初対面からの印象の変化
――『サイモン・コーウェル:The Next Act』では、オーディションに最後まで残っていた7人が全員合格となり、グループ結成に至った過程が描かれていました。“この7人”と決まったときは、どんな気持ちでしたか?
ジョン:決まった瞬間はとても嬉しかったです! 同時に、すごく安心しました。正直、ここからひとりかふたりは落とされてしまうんじゃないかと思っていた部分もあったので。オーディション期間も長かったので、メンバーが決まる頃には、みんなのあいだに強い絆ができていたんです。だから、誰も欠けることなく7人全員で一緒に活動できることが分かって、本当に嬉しかったです。
ニコラス:何カ月も続いたオーディションでしたし、そのあいだは常に何が起こるか分からない状態で不安でしたね。結果を待っている時間がとても長かったんです。たとえば、ロンドンでのオーディションは自分でもうまくできたと思っていましたし、両親もそう言ってくれていたんですけど、その後は結果が出るまでずっと待っているしかない。1カ月、2カ月と待つこともありました。だから、サイモンから「これからバンドとして活動していくよ」と伝えられた瞬間は、本当にほっとしました。これまで頑張ってきたことが報われたと感じましたし、そこから先に何が待っているのか、初めて具体的に想像できるようになりましたね。
――今年1月の「Run My Way」でのデビューから、初ツアーや1st EP『On Your Side』のリリースと活動されてきましたが、特に印象に残っている出来事を教えてください。
ジョシュ:『On Your Side』をリリースした瞬間は、やっぱり印象に残っていますね。イギリスのチャートでトップ5に入ることができたのも、とても嬉しかったです。
ジョン:これは全員ハイライトだと思うんですけど、僕はやっぱりライブですね。UKやヨーロッパでたくさんのショーを行って、ミート&グリートイベントも開催しました。そこで実際にファンの皆さんと会うことができて、「これまでやってきたことが、ちゃんと届いているんだ」と実感できました。
――日本では、『SUMMER SONIC 2026』にも出演されましたね。
ニコラス:本当に信じられなかったです! デビューしてから1年も経たないうちに2回も日本に来ることができて、その2回目で、こんなにアイコニックなフェスティバルに出演できて。本当に光栄に思っています。
クルーズ:日本のフェスに出演して、いろんな国のアーティストやオーディエンスが一緒になってフェスを楽しんでいるのを見て、音楽には世界中の人々を繋ぐ力があるんだと実感しました。
――初来日となった4月にはショーケースもありましたが、『SUMMER SONIC 2026』は国内の大きなフェスなので、客層もまた違ったと思います。オーディエンスの反応はいかがでしたか?
ジョシュ:皆さん、最高でした! 一緒に手を振ってくれたり、手拍子をしてくれたりして、みんなの動きがシンクロしていたんです。まるで電気で操られているみたいだなと(笑)。ステージから見ていて、本当にすごい光景でした。
ショーン:メインステージに立たせていただいたんですが、出演時間が早かったので、最初はまだこれからという感じだったんです。でも、僕たちがパフォーマンスしているあいだにどんどん人が集まってきてくれて。東京では特に、ステージが終わりに近づくにつれてみんながどんどん盛り上がって楽しんでくれているのを感じることができました!
ジョン:今回の『SUMMER SONIC 2026』では、少し年齢が上の方だったり、男性の方だったり、本当にいろんな人たちが僕たちの音楽を楽しんでくれていました。それを実際に感じることができたのは、とても嬉しかったです。
――ちなみに、ほかのアーティストのステージは観ることができましたか?
クルーズ:カフェテリアに大きなスクリーンがあったので、そこでいくつかのステージを観ました。The Warningや、BABYMETALも観ましたね。BABYMETALとは実際に会うこともできたんですよ。すごくクールでした!
――オーディションから結成、デビュー以降の活動と長い時間をかけてきたなかで、お互いの印象が変わった部分もあるのかなと思います。それぞれ、隣にいるメンバーの最初に会ったときの印象と、現在の印象を教えていただけますか?
ジョン:まずは、僕がニコラスだね。僕たちはみんな、2024年11月頃のマイアミでの選考で初めて会ったんですけど、最初に会ったときの印象は、とにかく真面目な子だな、と。ニック(ニコラス)はノートを持っていて、見せてもらうと、自分で作った曲がたくさん書かれていたんです。「すごいな」と思いましたし、才能があって、頭もいい人なんだなと感じましたね。今では、彼は僕にとってベストフレンドのひとりです。面白くて、いつも僕を笑わせてくれるんですよ。最初に会ったときから気が合うところはあったんですが、同じ趣味を持っていることが分かったり、いろんなことをシェアしたりするなかで、楽しい関係を築くことができました。
ニコラス:オーディション当時の僕は少し内気なところがあって、あまり自分からたくさんの人に話しかけるタイプではなかったんです。ジョンとは少し話したりしていましたが、まだその場になじめていない感じもありました。そんななかで、ヘンドリックは“自分”というものを持っている人だなと感じましたね。何があっても揺るがない、しっかりとした芯を持っている人だと思いましたし、それは今も変わりません。彼のことを知っていくうちに、家族のことをとても大切にしている人だということも分かりましたし、本当に優しい人なんです。それに、音楽に対して深いパッションを持っている。ミュージシャンとしても、ソングライターとしても、本当に才能のある人だと今はすごく感じています。
ヘンドリック:僕がショーンに初めて会ったときのいちばんの印象は、やっぱりこの青い目ですね! 「本物なの?」と思うくらい、とてもきれいな目をしていて。もちろん、ミュージシャンとしても素晴らしいと思っていて、高いキーもすごく上手に歌えるので、オーディションでは僕にとっていちばんのライバルでした。でも、一緒に過ごして彼のことをどんどん知っていくと、誠実で、しっかりした部分もある人だと分かりましたね。