Number_i 平野紫耀、自分らしく生きるための余裕 近づく30歳――今を楽しむ“素敵な大人”への意識

 平野紫耀が、『Safari』2026年10月号増刊 Special Edition(日之出出版)に登場している。そのインタビューで、「どんな人に“大人の魅力”を感じるか」と問われた際に、「余裕のある人」と答えていたのが印象的だった。

 Number_iとしての活動はもちろん、個人でも国内外を飛び回り、ファッションやCMなど幅広いフィールドで存在感を放つ平野。その多忙さを思えば、「余裕のある人」という回答が出てくるのも自然なことかもしれない。ただ、彼が考える“余裕”とは、単に時間にゆとりがあることではないのだろう。「どれだけ忙しくても、自分の時間や自分のペースを大切にしながら毎日を楽しめる人は、本当に格好いい」「僕自身もそういった余裕を持ちながら、素敵な大人になっていきたい」という言葉からも、それは明白だ。

 今年8月に公開されたネイチャーラボ「ランドリン」の新テレビCM「希望の気配がする。」ミントティー篇のインタビューでも、彼は「どれだけ忙しくても、夜、自分の時間をちょっとでも取ってから睡眠につくと、自分の時間もちゃんと充実した感じがあって、心に余白というか、余裕が生まれる」(※1)と話していた。どんなにスケジュールが詰まっているなかでも、自分自身を大切にする時間を持つことが、平野にとっての“余裕”なのだろう。

 平野の言葉を辿っていくと、“自分らしく生きる”という価値観も一貫していることに気づく。特に思い出すのは、2024年にデジタルハリウッド大学のCM「みんなを生きるな。自分を生きよう。2024」に出演した際のことだ。そのインタビューでも、人生の選択について悩む人に向けたメッセージとして、「本当にやりたいことであれば、きっと、これで失敗してもいいと思えるはず」と語っていた(※2)。失敗しないようにと道を選ぶのではなく、自分が本当にやりたいことを選び、その結果も含めて受け止めていく。そこには、誰かが決めた正解よりも、自分自身の気持ちを大切にする平野の姿勢が表れていた。

 その考え方は、現在のNumber_iとしての活動にも通じている。『Numéro TOKYO』2026年10月号増刊(扶桑社)の特装版では、Number_iの3人が自ら最も成長したことについて語っているが、平野は曲作りや映像のクリエーションを通して知識が増えたことを認めながらも、「それが成長かと言ったらわからない」と話し、「特に今、楽しんで活動できているからこそ、このまま続ければいろんな知識は自ずとついてくるし、まあそれが言い換えれば成長になるのかな」と口にしていた(※3)。自分の気持ちに正直に、今を楽しんで活動していれば、知識や経験は自然と積み重なっていく。平野のこの言葉は、先の“余裕”の話とも繋がってくるように思う。

 目の前にあるものを楽しみながら、自分の歩幅で進んでいくこと。もちろんそれは、何もかも楽なほうへ進むということではない。『Safari』で平野は、「嫌なことや大変なことにも、しっかり向き合いながら、ひとつずつ乗り越えていきたい」とも語っていた。自分の時間を大切にし、やりたいことに挑戦し、時には失敗しながら、何よりも今を楽しむ。そうして一日一日を重ねた先に、いつの間にか新しい経験や知識が増え、“大人”になっていくのだ。

 来年1月には30歳を迎える平野。大きな節目でありながら、彼にとっては、これまでと変わらず自分らしく歩いていく道のなかでのひとつの通過点なのだろう。自分らしく、何事も楽しみながら生きていく日々の積み重ねが、彼を“素敵な大人”へと成長させていくはずだ。

※1:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000654.000017718.html
※2:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002354.000000496.html
※3:https://numero.jp/news-20260826-number-i/

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