Snow Man、ハプニングさえも“楽しい時間”に変える対応力 生配信と「グッタイム」MVに共通する強み
8月9日、Snow Manの新曲「グッタイム」のMVが公式YouTubeチャンネルで公開された。その直前、20時からはYouTubeにて生配信を行い、10月7日に6thアルバム『AMENITY』をリリースすることを発表。生配信の最後には、「グッタイム」をパフォーマンスする予定だったのだが、雷の影響によって急遽中止になるというハプニングに見舞われた。しかし、そこで見せたメンバーたちの対応が非常に印象的だった。予定が変更になっても焦ったり、空気を重くしたりすることなく、パフォーマンスに出演予定だったジュニアを交えながら自然にトークを展開したのだ。ハプニングが起きても、その場を楽しい時間に変えてしまうというSnow Manの強さが見えた瞬間だった。
生配信でのパフォーマンスができないと判明した直後、ラウールの呼び込みで画面内にジュニアを迎えると、積極的に話を振るメンバーたち。単に時間をつなぐのではなく、後輩に見せ場を作ろうとしているのが伝わってきた。Snow Man自身も長い下積みを経験してきたからこそ、後輩を少しでも目立たせてあげたいという気持ちが自然と出ているようにも感じた。さらに、ジュニアが話しやすい空気を作っていたことも印象的だ。羽村仁成が深澤辰哉に憧れて入所したと話した時は、佐久間大介が「ちょっと待って!」とイジり、深澤がツッコむことで笑いにしたり。竹村実悟が宮舘涼太の顔モノマネを披露した時には、宮舘自身が竹村の横に立って同じ顔を作ってみたり。「イジっても大丈夫」という空気を自分たちで作り出していた。
そんなジュニアとの場面も然り、8人のみでトークしているシーンでも“平和なワチャワチャ”が繰り広げられており、安心感をもって見ることができた。誰かを嫌な気持ちにさせることなく、面白いトークができるのは、Snow Manの強みのひとつだろう。そして、それは単に仲が良いからではなく、お互いを見ながら場を成立させるチームワークと対応力があるからこそだ。
そんな生配信が終わった直後、21時になると「グッタイム」のMVが公開。生配信で感じられた「楽しい」、「明るい」、「みんなで楽しめる」というSnow Manらしさが、今度は映像作品として形になっていた。生配信とMVという異なるコンテンツでありながら、どこか地続きに感じられるのは、どちらにも「楽しい時間を届ける」という思いが共通しているからなのかもしれない。
同MVは曲の世界観を可視化したような、ハッピーでポップな内容。Snow Manと言えば、クールでスタイリッシュな楽曲や激しいダンスを披露することも少なくない。しかし、同曲のようなポップな楽曲も彼らによく似合う。似合うという以上に、どんなジャンルの楽曲でも自分たちのものにしてしまうことこそ、Snow Manの強みなのだろう。
さらに、メンバーが持つ華を再確認できるMVでもあった。同MVにはダンサーや多くのエキストラが出演し、非常に賑やかな画になっている。しかし、その中でもメンバーが埋もれることはない。もちろん演出の力は大きいが、それだけではない、メンバー自身が自らの存在感を感じさせていると言えるだろう。結果、メンバーそれぞれに見どころがあり、彼らの個性を十分に楽しむことができるのだ。そして、「Snow Manのパフォーマンスを見たい」という期待にも応えるかのようなダンスパートもしっかり用意されている。「お気に入りのメンバーを見たい」にも、「Snow Manとしてのパフォーマンスを見たい」にも、対応できるMVに仕上がっていた。
生配信では予想外のハプニングがあっても楽しい時間に変え、MVでは楽曲の持つハッピーな世界観を8人の表現で届けたSnow Man。形は違えど、どちらにも共通しているのは、自分たちだけが楽しむのではなく、周囲や見ている人まで巻き込んで楽しい時間を作る力だ。「グッタイム」というタイトルは、Snow Manそのものを表しているようにすら感じられる。そんな同曲がこの先どう広まっていくのか、注目したい。