DOMOTO、THE ALFEEに通ずる“ゆるい”居心地の良さ 活動歴50年超バンドから学ぶ続けることの大切さ

 DOMOTOがパーソナリティを務めるレギュラーラジオ『DOMOTOのどんなもんヤ!』(文化放送)4月21日放送回に堂本光一と堂本剛が揃って登場。THE ALFEEの50年以上に及ぶ活躍を受けて、「我々も」と背中を追い続けていく姿勢をにじませた。

DOMOTOとTHE ALFEEの深い縁

 
 
 
 
 
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 1973年に結成し、翌年にデビューしたTHE ALFEEは、4月17日に東京ガーデンシアターにて通算3000回目となるコンサートを開催し、大きな話題を呼んだ。この記録は国内ロックバンドとしては史上初の快挙であり、まさに前人未到の領域と言える。

 この日は高見沢俊彦の72歳の誕生日としてもファンの祝福を集めたほか、坂崎幸之助も4月15日に誕生日を迎えたばかり。桜井賢も同じ学年であり、メンバー全員がすでに古希を超えている。にもかかわらず、この日も18曲をパワフルに歌い上げるステージを披露しており、その健在ぶりには驚かされるばかりだ。

 そんなTHE ALFEEに「すごいねー」「この安定感」と口を揃えて感嘆の声を上げたDOMOTOのふたり。剛が「ALFEEのみなさんのご活躍をすごく近い距離で、我々は体感してるじゃないですか」というように、DOMOTOとTHE ALFEEは縁の深い関係性を築いてきた。

 DOMOTOのふたりがMCを務め、1996年から2001年まで続いた音楽バラエティ『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)には坂崎がレギュラー出演。その後継番組となる『堂本兄弟』『新堂本兄弟』には高見沢が参加。さらに、THE ALFEEとしてゲスト出演した回もあった。音楽について語らい、ともに歌い、そして音を奏でたあの日々が、DOMOTOのミュージシャンとしての土台を築いていったといえる。2組の間にあるのは“芸能界の先輩と後輩”という枠組みよりも、さらに深い部分でリスペクトを寄せる特別な関係性。だからこそ「“続ける”っていうことの美学みたいな。“続けていく”っていうシンプルな強さが、(THE ALFEEの)みなさんにはあるよなって」と剛がしみじみと語る。すると、光一も「それさえも乗り越えた、もう超越したところにあるよね。それがALFEEのすごさなんだろうなと思いますけれども」と同意を示す。

 さらに、剛が「我々も」と話すと、当然だと言わんばかりに「はい」と続けた光一。だが、次の瞬間に「いやー、改めて考えると驚異的ですよ」「意識はしていきますけれど、驚異的な体力が必要だという」と苦笑いするふたり。それも、“続けていく”ということをリアルに捉えているからこそ生まれる実感と言えるだろう。

 だが、もうすでにDOMOTOのふたりからは“THE ALFEEらしさ”が十分に漂っていると言えるのではないだろうか。この日の放送では、ふたりによる合作新曲「またね」について、「流行りがこうだからこうっていう作り方はなんかしたくないなって」と、イントロを重視している作風について説明する場面があった。流行に左右されるのではなく、自分たちの歌を届けることに集中しているという点も、2組に共通するマインドと言えそうだ。

 また、高見沢がかつてインタビューで「よく僕らの関係をジョークで“ぬるま湯の関係”って言ってるんですけど、ぬるま湯って一番長く浸かっていられるじゃないですか。アルフィー湯はそういう感じなんです(笑)」(※1)と話していたことがあったが、DOMOTOのふたりについてもまさにそのイメージが自然と重なって見える。

 ソロ活動で刺激を受けて、熱くなってまた戻ってくる。そうすることで、冷めていく一方でも、加熱しすぎて爆発するでもない、ちょうどいい温度を保っていく。言葉にすると単純な流れに思えるかもしれないが、そのバランスを維持するのはきっと誰もができるわけではないのだろう。しかし、その難しさを感じさせないのもまた2組の共通点だ。

 そこには、いつでもユーモア精神を交えて取り組む姿勢も強く影響していそうだ。

DOMOTOとTHE ALFEEに共通する“ゆるい”お笑い

 THE ALFEEは2月22日に放送された『笑点』(日本テレビ系)の記念すべき放送第3000回にゲスト出演した際、春風亭昇太が客席から演芸コーナーを紹介するおなじみのオープニングシーンで、しれっと客席に混じって座るという遊び心を見せて視聴者を和ませた。昇太の「国民的バンドメンバー」という紹介に思わず照れる高見沢、観客になりきって「誰だろう」と言わんばかりの表情を見せる坂崎、一連の流れをクールに見届ける桜井。それぞれのセンスを合わせて微笑ましいシーンを届けている。

 DOMOTOもまた、二人がシンガーソングライター・堂島孝平の『活動30周年大感謝祭』に祝花を贈った際、「堂本孝平様」「堂島光一、堂島剛」と名字が逆転しているプレートをオーダーしていたこともファンの間で話題になっていた。この背景には、剛がアイデアを思いつき、それを即OKしたというふたりのやりとりがあったと、この日のラジオで明かされる。

 コツコツと着実に積み上げていくには、目の前のことをやり続ける真面目さも必要。一方で、どこかで笑いを交える柔らかさも必要だ。まさに、緩急のついた活躍だからこそ2組は長く続いてきたし、その“ぬるさ”とも“ゆるさ”とも言える居心地のよさへとつながっているのだろう。THE ALFEEとDOMOTOが共鳴する“続ける”というシンプルな強さが、この先どのように更新されていくのか。その歩みに引き続き注目していきたい。

※1:https://realsound.jp/2018/12/post-297357.html

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