M!LK 吉田仁人・塩﨑太智が語る、SNSを超えて“曲”が愛される喜び 周囲への恩返しを誓う真摯な想いも

 国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』のエントリー作品発表会に、M!LKの塩﨑太智、吉田仁人が登壇した。今回、「イイじゃん」「好きすぎて滅!」の2曲が最優秀楽曲賞にエントリーされたふたりへ、会見後に個別取材。フォーマルな会見にド派手な衣装で乗り込むM!LKらしさ全開の舞台裏から、楽曲が自分たちの手を離れて愛される喜び、周囲への恩返しを誓う真摯な想いまで。快進撃を続ける現在の胸中に迫る。(編集部)

「終わってるわ……間違えてる」ド派手衣装で乗り込んだ『MAJ』会見の裏側

――『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』のイベントを終えて、いかがでしたか?

塩﨑太智(以下、塩﨑):いつもとは違った緊張感のある会見で、何を喋ろうか考えていたんですけど……途中から仁人に丸投げしました(笑)。

吉田仁人(以下、吉田):いやあ、びっくりしましたね。しかも冒頭から「爆裂愛してる」の振りを踊りながら、タイガーマスクみたいに出ていって(笑)。

塩﨑:「おー!」みたいになるかなと思ったんですけど、その時の空気を見て「(あっ、違うわ……)」と思って。

吉田:そら、そうよ(笑)。しっかりとした式で、今年が2回目というところもあったので、そこに僕らがお呼ばれするのが改めて不思議だなと思いましたね。アワードを邪魔しないようにと思いつつ……ちょっと邪魔しましたけど(笑)。

左から、塩﨑太智・吉田仁人

――ほかの登壇者の皆さんはフォーマルな格好でしたが、お二人は「爆裂愛してる」の衣装で(笑)。

塩﨑:リハーサルで「終わってるわ……(衣装)間違えてる」と思ったんですけど、でも逆にこっちの方がM!LKの色を出せるというか。

吉田:色を出すべき場所だったのかはわからないですけど、きっとみんな「派手な2人が立ってるな」と思いましたよね。

――(笑)。さて、今回はエントリー作品発表会ということで、M!LKの楽曲からは「イイじゃん」と「好きすぎて滅!」が最優秀楽曲賞にエントリーされました。

塩﨑:「イイじゃん」に関しては、歌詞の〈ビジュイイじゃん〉で昨年『現代用語の基礎知識 選「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」』にノミネートされたり、『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出場させていただいたり、グループに動きがあった楽曲だったので、こうしてエントリーされて嬉しいです。「好きすぎて滅!」に関しても、実は配信が始まったのは去年の10月で、それ以来いろんな方に聴いていただけていて。今では「イイじゃん」よりも「好きすぎて滅!」の印象が強いのか、街でお会いした人に「あ、滅や!」と言っていただくことがありますね。

吉田:「イイじゃん」は今の僕らの環境を大きく変えたきっかけの曲でもあるので、それがエントリーされているのはとても嬉しいですし、「好きすぎて滅!」がすでにたくさんの方に聴いていただけていることもありがたいです。ここからどうなるのか、本当にわからなくなってきたな、と。自分たちのリリースした楽曲がここまできたかということに、ちょっとびっくりしてますね。

――すでに「イイじゃん」超えとも言われているほど、「好きすぎて滅!」と「爆裂愛してる」が現在のチャートを席巻してる状態です。その反響はいかがですか?

塩﨑:もう、気になって毎日チャートを見てます……っていうのは言い過ぎですけど(笑)。ありがたいことにたくさんの方に聴いていただいて、「好きすぎて滅!」だけではなく、今回エントリーには入ってないですけど、僕たちの今回の衣装の「爆裂愛してる」もたくさんの方に知ってもらっていて。TikTokとかSNSですごい回るというよりは、「曲がめっちゃ好きなんだよね!」と言ってくれる方が多いのが嬉しいです。

吉田:自分たちの手を離れたというか、たくさんの方に愛される楽曲として認知されているのがありがたいです。次に向けての準備を何かできたらいいなと思っていますし、スキル面のアウトプットも含め、冷静に見ていきたいなと思います。

――M!LKの皆さんは昨年の下半期から、『第67回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)、『紅白』と駆け抜けてきて、その中で「イイじゃん」だけではないことを「好きすぎて滅!」と「爆裂愛してる」のヒットが証明しているようにも思います。

塩﨑:「イイじゃん」きっかけで知ってくださった方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、M!LKは「好きすぎて滅!」とか「爆裂愛してる」の元気いっぱいな曲も、意外と過去にやってきてるんですよ。「イイじゃん」のようなかっこいい感じの曲を表題に持ってくるのは異例のパターンだったので、改めて「好きすぎて滅!」や「爆裂愛してる」のようなM!LKらしさを全開なものを、世の中の人に楽しんでもらえているのは嬉しいですね。

吉田:「好きすぎて滅!」はデジタルリリースだけでしたし、もともとの印象が「イイじゃん」のグループが、「こんなのもありますよ!」ぐらいの気持ちだったので、ここまで話題になることを想定していなかったんです。それだけ「イイじゃん」が、初めてM!LKを知るきっかけになっていたんだろうなと思います。この「爆裂愛してる」も楽しんでいただけているので、全然わからない流れというか――。

塩﨑:嬉しすぎて滅!

吉田:勝手に俺の言葉にしないで……変なテンションになってるから(笑)。……だから、読めないというか、なぜこんなに受け入れてもらえているかが、いまいち理由を掴みきれていない。不思議な気持ちですよね。

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