B&ZAI 本髙克樹、チケット販売に関する研究で博士号取得 阿部亮平からは「お寿司連れてって」
B&ZAIの本髙克樹が、早稲田大学大学院創造理工学研究科の博士課程を修了したことを発表した。
本髙は2017年に早稲田大学創造理工学部に入学。2021年に同大学を卒業し、早稲田大学大学院創造理工学研究科へと進んだ。2023年には修士課程を修了し、博士課程へ進学。STARTO ENTERTAINMENT所属のアーティストとしては、初の博士号取得となる。
大学院学位授与式を終えた本髙は、メディアの前で「博士課程は孤独な戦いではあったんですけれども、こうしていろんな方から祝福していただいて、いろんな方に支えられていたんだなと、感謝の気持ちでいっぱいです」と想いを語った。博士号は4年以上かけての取得や満期退学も多いと言われているなかで、本髙は最低年数の3年、学部から数えると9年間の最短年数ストレートでの取得。「自分としても誇らしいなと思っています」と笑顔を見せるが、加えて、教育に関する仕事への興味からダブルスクールで教職課程も履修し、申請さえすれば教員免許の発行も可能な状態だというから驚きだ。
専攻は経営システム工学。博士課程では、ライブ・エンターテインメント市場におけるチケット販売に関する社会シミュレーション研究に取り組んできた。「オペレーションズ・リサーチ(OR)という、世の中をより良くするために数学とかを使っていこうみたいな。ざっくりと言うとそういう分野です」と説明すると、続けて「それをエンターテインメントの世界に携わってきた身として、何か改善できることはないかというのが僕の研究テーマでした」「みんなが幸せになれるような制度を残せたら、やっぱり研究者として一人前の証でもあるので」と力強く語った。
博士号は研究成果を論文としてまとめ、学術誌への論文掲載や国際学会発表などの研究業績を満たしたうえで、博士論文の審査に合格することで取得できる。難易度の高い道のりで、「最初の2年近くは何も研究成果が上げられない日々が続いた」と、諦めかけた時期もあったという。そんななかで、国際論文誌への掲載が決まったのは、自身の専門分野であるオペレーションズ・リサーチを扱った主演舞台『シークレットライフ – Secret Life of Humans』に取り組んでいた時のこと。奇跡のようなタイミングに、「運命を感じていますね」と笑顔を見せた。
アイドル活動も並行して行うなかで、休みはとにかく研究に時間を費やしていたという。大変だったことを問われると、「論文を論文誌に出すと、それが採用されるかされないかにかかわらずダメ出しみたいなコメントが返ってくるんですよ。結構それが辛辣で。自分は研究者として価値がないんじゃないかなって思っちゃう時期もあった」と明かした。それでも挫けずに続けられたのは、「僕にはアイドルというもう一つの足があった。それが大きいのかなと思っていますね」と語る。
また、大学院で学ぶことを決めた背景には、2018年に上智大学大学院理工学研究科を修了している阿部亮平(Snow Man)の存在があったという。大学院卒という学歴を武器に活躍の幅を広げている阿部に影響を受け、さらに、学びをここで止める必要があるかと考えた時に、博士課程に進むことを決めた。阿部にも博士号取得を報告したといい、「『阿部君のおかげもあってここに立てます』と話したところ、『アイドルとして博士号を取ることは自分で決めたことだから、自分をねぎらってあげて』という言葉と同時に、『あと、早くデビューしてお寿司連れてって』と言われました(笑)」と明かした。
もちろんB&ZAIのメンバーにも伝えたといい、「メンバーに博士号を持っている人がいることをすごく喜んでくれていて。今日も式の様子を事務所の人がグループに送ってくれて、みんなが『おめでとう』と言ってくれた」と声を弾ませた。「自分へのご褒美は考えているか?」と問われると、「たらふくご飯を食べたいですね」とニコリ。「武道館もあるので。ちょっと控えめにはしつつ、今日はいっぱい食べようかなと(笑)」と、5月8日、9日に控えるグループ初の日本武道館単独公演への意気込みも見せながら語った。
早稲田に通ったのは高校も含めて12年。会見中には、記念に持参したこれまでの学位記を誇らしげに掲げる一幕もあった。最後にファンへ向けて、「皆さんの応援のおかげで博士号を取得することができました。今まで頑張ってきたことも、皆さんの幸せに繋がるように頑張っていきます。引き続き、応援よろしくお願いします!」とメッセージを送った。