BE:FIRST、「BE:FIRST ALL DAY」に溢れる自信と存在感 力強い“宣言”を際立たせるパフォーマンスの凄み
3月16日、BE:FIRSTが最新曲「BE:FIRST ALL DAY」を配信リリースした。同曲は5月6日にリリースされる『BE:FIRST ALL DAY』の表題曲で、「生涯BE:FIRSTであること」を高らかに宣言している楽曲だ。配信リリース日にはオフィシャルYouTubeチャンネルにMVが公開され、同日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)ではパフォーマンスをテレビ初披露。すでに大きな話題になっている同曲の魅力を、パフォーマンスとあわせて考えてみたい。
バチバチに踊るスタイルで圧倒する「BE:FIRST ALL DAY」
まず印象的なのは、力強い宣言がダイレクトに伝わる歌詞だ。「BE:FIRSTであること」への確信が、これまで以上に強まっているのだろうか、彼らの自信がはっきりと感じられる。出だしから〈君の不可能すらイージー〉、〈絆とプライド 真似できないスタイル Like this〉という歌詞が連なるが、それらをストレートに受け取ることができるのは、これまで積み上げてきた実績と結果があるからだろう。さらに〈We get it in/All work all play〉と、楽しみながらBE:FIRSTであり続けるスタンスを示している点も彼ららしい。ストイックさと遊び心を両立させるこのバランスこそが、彼らが世の中をあっと言わせる作品を生み続けてきた理由の一つなのだ。
サウンド面でも、BE:FIRSTの真骨頂がしっかりと提示されている。昨年は「夢中」や「空」といったエモーショナルなJ-POPナンバーでも注目を集めたが、彼らの軸にあるのはやはりHIPHOPだろう。同曲もその流れを汲んでおり、MANATOの小気味よいラップとSOTAのテクニカルなフロウなどが、楽曲に鋭さと躍動感を与えている。さらに、過度に装飾せずに印象的なリフを引き立てるサウンド感も潔い。結果、BE:FIRSTの言葉と存在感が際立っており、“宣言”という楽曲テーマを強固なものにしていると言えるはずだ。
そして、BE:FIRSTの真骨頂が味わえるのはサウンドだけではない。昨今は踊らないパフォーマンスで注目を集めていた彼らだが、今回はバチバチに踊るスタイルを見せている。コレオグラフを担当したのは、メンバーのSOTAとRhyme(RHT.)で、『CDTVライブ!ライブ!』のパフォーマンスでも、楽曲に合ったHIPHOP要素やSOTAらしいリズムの取り方が随所に散りばめられていることが伝わってきた。しかも、終始フルアウトで押し切るのではなく、抜きどころを的確に作っているのもBE:FIRSTだからこそ。その緩急によって、一つひとつの動きや表情が際立ち、結果的にパフォーマンス全体の完成度を引き上げていると言えそうだ。
また、衣装も楽曲の世界観を強める要素になっている。今回披露したのはストリートの無骨さを感じる黒のベストとパンツ、HIPHOPの定番であるティンバーランドのシューズというスタイル。ここまでシンプルかつ統一された衣装は、これまでになかったアプローチではないだろうか。無駄を削ぎ落とし、純粋にパフォーマンスで勝負するという覚悟すら感じる。実際、『CDTVライブ!ライブ!』のパフォーマンスでも、自然と歌とダンスに集中でき、彼らの本質的な魅力がクリアに伝わってきた。
「BE:FIRST 5th Anniversary Project」の第一歩として、BE:FIRSTの存在を見せつけた同曲。やはり、BE:FIRSTのHIPHOPはかっこいい。そう改めて感じる一曲だ。5周年イヤーでは、他にどんな楽曲を放ってくれるのか。これからの展開も目が離せない。