KEY TO LIT 岩﨑大昇・中村嶺亜、それぞれの才能を活かした個人活動 グループに還元して広げる可能性
バラエティから情報番組、SNSなどで見ない日はないほどに、様々な場所へ引っ張りだこのKEY TO LIT。その中でも岩﨑大昇と中村嶺亜が、特技を追求していった先で大きなチャンスを手にしている。
ミュージカルで才能を開花した岩﨑大昇
ジュニアの中でも、特に歌唱力の高いメンバーとして知られる岩﨑。現在上演中のミュージカル『ロマンティックス・アノニマス』では、ジャン=ルネ役として主演を務めている。ベルギーとフランスによる合作映画『Les Ēmotifs Anonymes』を原作として2017年にイギリス・ロンドンでミュージカル化され、今回が初の日本版での上演となる。歴史ある作品で岩﨑が演じるのは、経営難に陥ったチョコレート工場の若き社長であり、人とのコミュニケーションが苦手で内向的な青年。同じように内気なヒロインのアンジェリークと、仕事であるチョコレート作りを通して惹かれ合っていく物語だ。
岩﨑は2024年の『ニュージーズ』以来のミュージカル出演であり、海外の演出家への作品参加はこれが初めて。しかし、『ロマンティックス・アノニマス』はコメディ要素もあり、これまでミュージカルにあまり触れたことがない人でも気軽に楽しめる内容だろう。舞台映えする優雅で時にコミカルな所作や堂々の歌唱が岩﨑の魅力でもある。3月25日には『生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』#31 春の大感謝祭 90分拡大版』(WOWOW)へのゲスト出演も決定しており、ミュージカルシーンに本格的に名を轟かせる日もそう遠くないかもしれない。
中村嶺亜は個展でアートのセンスが爆発
中村はアート作品の個展『REIA NAKAMURA 1st EXHIBITION ReBELiUM @SHIBUYA』を4月3日から19日までLAIDOUT SHIBUYAにて開催する。幼少期からアートに触れ、大学でも芸術学部で油絵を専攻。『プレバト!!』(MBS/TBS系)にも「冬の水彩画コンクール」や「ストーンアートの才能ランキング」などの企画に参加し、学問としても、仕事としても芸術に深く触れてきた。今回の個展では、そんな彼がこれまで内に秘めていた“想創禁足域”に足を踏み入れるといい、公式ホームページには作品世界の設定が中村らしいダークな文体で綴られている(※1)。『ReBELiUM』というタイトルは造語で、「運命に抗うこと。この監獄都市で成り上がること。姿、形を変えてでも生き抜くこと。それらすべての反逆」という意味が込められているとのこと。彼の頭の中の世界とこれまで築き上げてきた才能に、直に触れることができる機会となりそうだ。
個展の詳細発表とともにX(旧Twitter)とInstagramの公式アカウントも始動し、Instagramでは中村の制作の様子が投稿されている。現時点で公開されている作品の一部やポスターのイラストを見ると、漢字や和風なモチーフがサイケデリックな色使いとデザインに落とし込まれ、中村らしい独特の魅力を醸し出している。型にはまらない自由な色彩感覚と細部までこだわり抜かれたデザインには、目を奪われる。唯一無二のアートの才能を培ってきた中村の念願の個展開催を楽しみにしたい。
このようにグループとしてのコンサートやバラエティのみならず、個々で伸ばしてきた得意分野が実を結び、活躍の幅を広げている2人。すでに中村は『KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL』のツアーロゴデザインを手がけているように、それぞれが自身の才能をグループのエンターテインメントに還元してくれるのだろう。そして、KEY TO LITの可能性を広げてくれるに違いない。
※1:https://rebelium-exhibition.com/pages/1st