T.M.Revolution、宮本浩次、氣志團……キャリアを重ねたアーティストが『春フェス』で示す存在感
3月に入り寒さも徐々に落ち着き、いよいよ季節は春に向かい出す中、3月から5月にかけて開催される春フェスのラインナップも本格的に出揃ってきた。過ごしやすい気候の中で目一杯音楽を味わい尽くせる春フェスの盛り上がりは、年々高まっているように感じる。
東京・大阪の2都市で開催される『TOKYO・OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2026』は、今年も5月に開催。ロックバンドからシンガーソングライター、アイドルなど、幅広いジャンルのアーティストが出演する同フェスのラインナップの中でも注目したいのは、5月31日の大阪公演に出演するT.M.Revolutionだろう。西川貴教といえば、毎年滋賀県で開催されてきた『イナズマロックフェス』の発起人だ。2008年より滋賀ふるさと観光大使を務めている西川が、「音楽を通して滋賀にお返しがしたい」という思いでスタートした『イナズマロックフェス』。今年からは名前を一新し『FEST. INAZUMA』として新しい歴史を歩み出すことも発表されている。今回の『METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2026』へのT.M.Revolutionの出演は、西川貴教というアーティストの支持の高さを改めて示すだけでなく、関西圏のフェス発起人としての矜持を感じさせるパフォーマンスになるはずだ。
ゴールデンウィークに千葉県で開催される『JAPAN JAM 2026』、そして埼玉県で開催される『VIVA LA ROCK 2026』。この両フェスに出演するのが、宮本浩次だ。『VIVA LA ROCK』は、例年さいたまスーパーアリーナで開催されてきたが、今年は会場の改修に伴い、開催地を埼玉スタジアム2002周辺に変更し、史上初の野外開催となる。日本における音楽フェス黎明期から現在に至るまで常にフェスのステージに立ち続けたフロントマンでありながら、ソロとして新しい音楽を追求し続ける宮本の音楽人としての生き様を、春フェスを通して体感したい。
『VIVA LA ROCK 2026』には、氣志團が出演。先述した西川同様に、氣志團も自身の地元である千葉県にて主催フェス『氣志團万博』を毎年開催している。袖ヶ浦海浜公園をはじめ、日本最大級のライブ会場である幕張メッセなどで『氣志團万博』の開催を重ねてきた氣志團。『VIVA LA ROCK』への出演は今回が初めてとなる。千葉県の『氣志團万博』と埼玉県の『VIVA LA ROCK』。それぞれ地域に根付いた音楽フェスを長年続けている両者の邂逅は、双方にとって良い影響を与えるものになりそうだ。
T.M.Revolution、宮本浩次、氣志團。今回取り上げたアーティストたちは、今日に至るまでこの国でフェスシーンを盛り上げてきた第一人者でもある。彼らの堂々たる姿を春フェスで味わってほしい。