ソニー・ミュージックが送り出す次世代の才能 Gyubin、o.j.o、TORA PROJECT TRAINEES――ヒットの新旗手が集結!

 次世代アーティストの可能性を提示するライブイベント『Beat LAB』。ソニー・ミュージックが手掛ける本イベントは、デビュー前後の新鋭アーティストがステージを通してその才能を披露する場として開催されてきたシリーズだ。

 2026年3月3日には、その第6回となる『Beat LAB vol.6』が東京・Zepp DiverCity (TOKYO)で開催。これからの音楽シーンを担う存在として注目される3組のアーティストが出演した。

 トップバッターを務めたのは、東京出身の14歳シンガーソングライター・o.j.o。作詞から作編曲までを自身で手掛けるという若き才能だ。ドラムのビートが鳴り響くなか、「Get the cool charm」でステージに登場すると、ダウナーなサウンドに乗せて伸びやかな歌声を響かせる。曲の途中ではダンサブルな動きも交え、クールな世界観をステージ上で立体的に表現していった。続く「Bah!」では、シャープなビートに乗せた力強いパフォーマンス。MCでは「はじめまして、o.j.oです。今日はきてくださりありがとうございます」と丁寧に挨拶し、観客に感謝を伝える。その落ち着いた語り口からは、中学3年生とは思えない、堂々とした存在感が感じられた。

o.j.o(撮影=横山マサト)

 ライブ中盤で披露された「PEOPLE DEMON」では、幻想的なサウンドと表現力豊かな歌声で会場の空気を一変させる。観客の視線が一斉にステージへと集中する、印象的な瞬間だった。さらに「Blam!」では、エネルギッシュなパフォーマンスで会場の熱量を引き上げる。ラストに披露されたのは、3月25日にリリース予定の新曲「One day」。軽快で晴れやかなサウンドに乗せて丁寧に歌声を届けると、最後に「今日はありがとうございました、o.j.oでした」と挨拶し、フレッシュながらもたしかな存在感を残してステージを後にした。

 続いて登場したのは、ソニー・ミュージックのグローバル育成プロジェクト「TORA PROJECT」から選抜された4人組・TORA PROJECT TRAINEES。アメリカや韓国でトレーニングを重ねてきた彼女たちは、洗練されたパフォーマンスで観客を初っ端から惹きつけていく。1曲目に披露したのはRina Sawayamaの「XS」。キレのあるダンスとパワフルな歌声で、冒頭から観客の視線を引き寄せる。パフォーマンス後のMCではOTOが「日本だけでなくLA(ロサンゼルス)や韓国でもトレーニングを重ねてきました。今日は大きなステージに立てて光栄です」と語り、世界を見据えた活動への意気込みを明かした。

TORA PROJECT TRAINEES(撮影=横山マサト)

 続くKATSEYEの「Gameboy」では、軽快なサウンドに合わせてダンスパフォーマンスを展開。YUが「それでは次の曲に行きましょう!」と呼びかけ、インドネシア発のガールズグループ・no naの「work」ではバックダンサーを従えたパフォーマンスを展開する。アクロバティックな振り付けも取り入れたダンスで、迫力あるステージを作り上げた。そして、ラストナンバーにはオリジナル曲「One Sided Love」を選び、メンバーそれぞれの歌唱とダンスが際立つ構成で魅せていくのだった。MCではRUKAが「YUの側転が印象的でした」と振り返ると、YUは「ステージから落ちなくてよかったです」と笑いを誘い、心なしか会場の空気が和む。息の合ったダンスとコーラスで壮大な世界観を描き出し、大きな拍手を浴びたのだった。

 ライブのトリを飾ったのは、韓国出身の19歳シンガーソングライター・Gyubin。デビュー曲「Really Like You」がアジア各国のバイラルチャートで話題を呼んだ注目のアーティストで、2026年春には日本での本格デビューも控えている。大きな歓声に迎えられて登場したGyubinは、日本語バージョンの「Really Like You」でライブをスタート。透明感のある歌声で会場を包み込み、「春に日本で正式デビューすることが決まり、すごくドキドキしています」と流暢な日本語で日本デビューへの思いを語ると、客席からはあたたかい拍手が送られた。

Gyubin(撮影=横山マサト)

 宇多田ヒカルの「First Love」のカバーでは、キーボードを弾きながらしっとりと歌唱。「『First Love 初恋』(Netflix)が好きで、この曲をよく聴いていました。日本の先輩の歌を歌えるのは本当に光栄です」と語り、切ないメロディを丁寧に紡いでいく(演奏後には「久しぶりにピアノを弾いたので緊張しました」とほっとした表情を見せた)。続いて披露した未発表の新曲では、一転してスタンドマイクで力強いボーカルを披露。続く「Evergreen」は、アコースティックギターを手に「みんな、楽しんでいますか!」と呼びかけながらパフォーマンスを展開した。ラストには代表曲「Satellite」を披露し、柔らかな余韻を残した。

 「みなさんのおかげでドキドキして幸せです。次は私のコンサートで会いましょう」と語り、笑顔でステージを締めくくったGyubin。デビュー前後の若きアーティストたちがそれぞれの個性を発揮した『Beat LAB vol.6』は、次世代の才能の存在感を強く印象付けるイベントだ。才能たちがまた新たな一歩を踏み出した一夜だった。

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