ENHYPEN、TREASURE、JO1、SixTONES、Snow Man……デビュー5周年、コロナ禍を経た歩みと止まらない快進撃

　本日11月30日、ENHYPENがデビュー5周年を迎えた。

　超大型プロジェクト『I-LAND』（Mnet）を経て2020年9月に結成されたENHYPENは、同年11月30日に1stミニアルバム『BORDER : DAY ONE』でデビュー。翌年には日本デビューシングル『BORDER : 儚い』をリリースし、日本での活動も本格的にスタートさせた。

　2024年11月からは、自身3度目のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR 'WALK THE LINE'』の日本公演を開催。その追加公演が、今年夏に東京・味の素スタジアム、大阪・ヤンマースタジアム長居にて行われた初の日本スタジアムツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN -SUMMER EDITION-』だった。デビューから約4年7カ月という、海外アーティスト史上最速での日本スタジアム公演、さらには第4世代のK-POPグループとして初の日本2都市でのスタジアムツアー開催を成し遂げたENHYPEN。この5年間、破竹の勢いで突き進んできた彼らが、デビュー6年目以降もどんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。

　ENHYPENと同じく2020年にデビューしたグループが、目覚ましい活躍を遂げている。本稿では、今年デビュー5周年を迎えたボーイズグループをピックアップし、その躍進ぶりを振り返っていきたい。

TREASUREは三度目のアジアツアーを開催、JO1はアメリカの音楽フェス出演も

　YG ENTERTAINMENTからデビューしたTREASUREは、8月7日に5周年を迎えた。サバイバルオーディション番組『YG宝石箱』（V LIVE／JTBC2）を経て結成した彼らは、1stシングル『THE FIRST STEP : CHAPTER ONE』をリリースしてデビュー。2021年3月には日本デビューアルバム『THE FIRST STEP : TREASURE EFFECT』で日本デビューを果たし、着実に支持を広げてきた。スタート。国や地域を越えながら真摯にファンと向き合い、飛躍を遂げた5年間だった。

　今年4月には、初のアメリカツアー『TREASURE 2025 FIRST US TOUR [SPECIAL MOMENT]』を開催。その後、ファンコンサートツアー『2025 TREASURE FAN CONCERT [SPECIAL MOMENT]』も行い、本ツアー日本公演をもって彼らの日本単独公演における累計動員数が100万人を突破したことも印象深い。現在は3度目のアジアツアー『2025-26 TREASURE TOUR [PULSE ON]』を開催中で、10月からは日本公演もスタート。国や地域を越えながら真摯にファンと向き合い、飛躍を遂げた5年間だった。

　オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』（TBS系／GYAO!）から結成されたJO1も、今年でデビュー5周年だ。2020年3月4日にシングル『PROTOSTAR』をリリースしてデビューした彼らは、同年12月に初の単独ライブ『JO1 1st Live Streaming Concert 「STARLIGHT」』を開催。ただし、コロナ禍によりオンラインでの開催となった。その逆境にも負けず、5年間で着実に活動の幅を広げたJO1。

　デビュー5周年となる2025年、2月から3月にかけて初のワールドツアー『JO1 WORLD TOUR JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’』を開催し、4月にはベストアルバム『BE CLASSIC』をリリース、念願だった東京ドームでの単独ライブも成功させた。さらに、12月2日（現地時間）には、アメリカ最大の年末音楽フェスツアー『2025 iHeartRadio Jingle Ball Tour』に日本のアーティストとして初めて出演する。デビュー5周年を経て、彼らの快進撃はまだまだ続きそうだ。