2025.09.03 20:00

BALLISTIK BOYZ、第二章突入で示す新しい自分　多彩なソロ活動や海外活動がグループにもたらすもの

「CRUSH」のロックサウンドが引き出す新しい一面

BALLISTIK BOYZ - 'CRASH' Official Audio

ーーそして「CRUSH」は、新日本プロレス『G1 CLIMAX』（テレビ朝日系）の大会テーマソングです。プロレスファンの松井さんから見て、同曲をどう感じられますか？

松井：すごく合っていると思います。今までのテーマソングももちろん知っているのですが、ロック調の曲が多いんです。「CRUSH」もそうで、“最新ロック”さも感じられるので令和っぽいテーマソングだなと思っています。

日髙：新日本プロレスのYouTubeチャンネルにアップされている「【新日本プロレス】ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 35 オープニングVTR」のコメント欄を見たのですが、僕らのファンではなく、プロレスファンの方々からいい反応をもらえていました。例えば「去年のテーマソングがめっちゃ良かったけど、今年のもいい」みたいな。

砂田：それは嬉しいね。

ーーいろんな方に刺さっている楽曲なんですね。松井さん以外の皆さんは最初に聴いた時の感想はいかがでしたか。

深堀：前からロックをやりたいという話をしていたので、すごくかっこいいなと思いました。それに、自分たちが歌った時にどうなるんだろうとも感じて。実際出来上がった楽曲を聴いて、僕たちがやったことで楽曲の新しい一面を引き出せたのかなと思っています。

砂田：ヨッシー（加納）とか、声が合ってるよね。

松井：楽しそうに歌ってますよ。一番イキイキしてる。

加納：もともとロックは好きでよく聴いていましたし、今までのBALLISTIK BOYZの楽曲ではやってこなかった発声を解放できたのは嬉しいです。

ーー「Stardust Forever」とはまた違った発声をしていらっしゃる？

加納：そうですね。「Stardust Forever」はアニソンロック、「CRUSH」はハードロックというイメージです。「CRUSH」の方がもうちょっとガラガラしているというか。ONE OK ROCKさんみたいなイメージですね。

HIROのアイデアが元になった新しいビジュアル

ーーなるほど。ちなみに、今回のEPでは楽曲だけでなくビジュアルでも新しいBALLISTIK BOYZを表現しているそうですね。

奥田：やっちゃってますよね〜（笑）。スケボーなんか持っちゃって、「滑っちゃうよ〜」みたいな。

砂田：そのコメント合ってる！？　そのまま書かれんで（笑）。

ーー書きますよ（笑）？

奥田：待ってください、ちゃんとコメントします！　このストリート感はHIROさんがアイデアをくださって、僕たちにとってもこういったHIPHOPテイストは新しい感じがしたので新鮮でした。僕たちの素が見えたのかなと思います。

松井：普段の僕たちっぽいです。いつもの衣装よりはこのまま街を歩ける格好です。

砂田：今まではちょっとかっこつけすぎていた感じですもんね。こっちは等身大な感じ。デビューの時の一番最初のジャケ写の最新バージョンです。

奥田：成長しちゃったよ、みたいな。

海沼：とはいえ、これにこだわるわけではなく、作品にあわせて新しいビジュアルを発信していくつもりです。

俳優活動やソロ活動を頑張る理由は「グループのため」（砂田）

ーーアートワークにも注目ですね。そして、6月21日には『BALLISTIK BOYZ ARENA LIVE 2025 "IMPACT"』が行なわれました。第二章が始まって最初のライブでしたが、いかがでしたか？

奥田：すごく楽しかったです。手応えもありました。過去に先輩方と一緒にライブをしたことはありましたが、僕たち単独でアリーナ公演をやったのは初でしたし、自信につながりました。これから始まるアジアツアー、ファイナルのTOYOTA ARENA TOKYO公演へつながる、未来が見えたライブになったと思います。

ーー前回取材させていただいた時、「僕たちは一人ひとりがそれぞれの強みを理解しているから、演出のアイデアも的確なものを自分たちでチョイスできる」とお話しいただきました。今回のツアーを作るにあたっても、そういう動きはあったのでしょうか。

海沼：ありました。特に今回はダンストラックですね。

松井：映像に残せないダンストラック、ね。

砂田：アリーナではやらなかったのですが、ダンスだけのパフォーマンスコーナーがあるんです。デビュー時や武者修行中に自分たちで洋楽を使ってダンストラックをやっていたので、BALLISTIK BOYZっぽさを味わっていただけると思います。アクロバットを入れたり、僕らっぽいダンスのジャンルを混ぜて作ったりしているので要注目です。ライブを見に来たひとだけが見られるお楽しみです。

日髙：あとは、毎回披露する曲が違うコーナーもあります。どの曲をやるかはわからないという日替わりです。

加納：くじ引き的な、ね。会場によっては被ることもあるかもしれないですが、日替わりで楽しんでもらえると思います。

ーー楽しめるポイントがたくさんあるんですね。それと台北公演、バンコク公演も決まりましたね（台北公演は8月に終了）。台北はBALLISTIK BOYZにとっておなじみになりつつありますし、バンコクはもはや第二の拠点的都市です。そんな海外都市をまわる上で楽しみにしていることはありますか？

砂田：国内と比べると海外公演のほうが全員でご飯を食べたり、お酒を飲んだりすることが多いんです。結局帰る場所がみんな同じホテルなので、毎回ちょっとした打ち上げみたいになっていて。それは楽しみですね。

深堀：あとは、マイルが貯まること。

一同：そこ！？

深堀：いや、現地のファンの方に会えるのが一番ですよ！　でもそれ以外だと、ってこと。

砂田：怒られんで（笑）？

ーーファンの方に会えることは言わずもがな一番ですもんね（笑）。今後の活動についても質問させてください。以前「下積みが長い分、上辺だけでないスキルを持っている。第二章では本物を届けていきたい」とお話しいただきました。第二章に入った今、どういう形で届けていこうと考えていますか？

松井：やっぱりいろんな所で露出を増やしていきたいですよね。

砂田：ライブももちろんなのですが、最近でいうと利樹が代表してダンス番組に出て、BALLISTIK BOYZを証明してくれています。それもすごく大事なことだなと。

松井：もっとたくさんああいう機会がほしいです。

深堀：あとは砂田くんも俳優業で頑張ってくれていますから。

砂田：俳優を頑張るのもグループのため。ソロだったらやっていません！　グループで叶えたい夢があるから、少しでもグループのためになるなら、という気持ちで頑張っています。

ーー実りある第二章になることを祈っております！　では最後に1つだけ。BALLISTIK BOYZは様々なジャンルの音楽をやっていらっしゃいますが、今後挑戦したい音楽のジャンルはあるのでしょうか。

松井：僕ら、結構制覇してますもんねぇ。なんだろう。

海沼：その時その時でどんな曲、どんなジャンルが流行るかわからないので、そこもキャッチアップしつつ、だよね。

砂田：南米でウケそうな曲とかやってみたい。

奥田：全英語詞で曲も作ってみたいです。

砂田：全ポルトガル語とか。

奥田：“全ポル”、ね。やりたいのは、“全ポルみざわ”。それだけです。

一同：どういうこと（笑）！？

奥田：ポルみざわで頑張れば、きっと世界は獲れるので。

ーー“全ポル”ならヨーロッパ方面にもアプローチできますね。

奥田：そうですね。ポルみざわで、世界を獲るみざわ！

一同：意味がわからないけど、さすがラッパーっぽい（笑）！

■リリース情報
BALLISTIK BOYZ　EP『Stardust Forever』
2025年7月25日（金）デジタルリリース
2025年8月13日（水）パッケージリリース

・初回生産限定盤 ※デジパック / 三方背ケース仕様、フォトブック付き
形態：CD+Blu-ray
品番：XNLD-10279/B
価格：3,000円（税込）

Blu-ray収録内容：
・Stardust Forever -Music Video-
・Stardust Forever -Dance Performance Video-
・Stardust Forever -Music Video Behind the Scenes-
・Artist Photos & EP Cover Shoot - Behind the Scenes

〈封入特典〉
応募抽選用シリアルナンバー
フォトカードA（全7種中1種ランダム）

・通常盤 ※紙ジャケ仕様
形態：CD
品番：XNLD-10280
価格：1,900円（税込）

〈初回封入特典〉
応募抽選用シリアルナンバー
フォトカードB（全7種中1種ランダム）

・LDHオフィシャルSHOP限定盤 ※紙ジャケ仕様
形態：CD+グッズ
品番：XNLD-10281
価格：4,200円（税込）
グッズ：BBZOO ラビーズヘアバンド

〈封入特典〉
応募抽選用シリアルナンバー
フォトカードB（全7種中1種ランダム）

〈CD収録内容〉※全形態共通
M1. Stardust Forever
M2. All of You
M3. Shave Ice
M4. CRASH
M5. Stardust Forever (Instrumental)
M6. All of You (Instrumental)
M7. Shave Ice (Instrumental)
M8. CRASH (Instrumental)