RIIZE、初の日本単独公演は最後までエモーショナル SHOTAROが涙ながらに伝えた感謝

RIIZE初の日本単独公演レポ

 アンコールでは、SHOTAROが「大事なお知らせがあります!」と切り出し、「僕たちRIIZE、9月4日に日本デビューが決定しました!」と告げると、会場はまたも大絶叫。さらに「実はこれだけじゃないんですよ」というSHOTAROに続きSUNGCHANが、「7月から日本で初のホールツアーが決定しました!」と告知し、さらに大きな歓声に包まれた。

RIIZE

 最後の挨拶では、メンバーが一人ずつ想いを語った。

「ペンライトが本当に綺麗。今年の夏はずっと一緒に過ごせると思うので、寂しがらないでください。一生懸命準備してきましたけど、こんなに大きな会場で単独公演をするのは初めてなので、すごく緊張しましたが、たくさんのオレンジのライトを見ていたら幸せになりました」(ANTON)

「BRIIZE(RIIZEファンの総称)の皆さん、(ペンライトの)オレンジがとても綺麗ですね。始まる前はこんなに多くのBRIIZEの皆さんが来てくれるとは思っていませんでした。今年の夏は僕たちと過ごしましょうね」(SOHEE)

「(日本語で)ファンの皆さんのおかげで、このような公演をすることができました。(韓国語で)『Mステ』の時に、日本のBRIIZEが掛け声を上手にしてくれたのがすごく記憶に残っています。今日も始まる前に(SEの)『Get A Guitar』に合わせて掛け声をしているのが裏まで聞こえて、本当に感動しました。今日は本当に楽しくて幸せでした。これからも長く楽しい思い出を作っていきましょう」(WONBIN)

「(SHOTAROに日本語を確認して)会えて嬉しかったです。今日楽しかったですか? (再びSHOTAROに日本語を確認して)次もまた会いましょう。みんな、愛してる!」(EUNSEOK)

 そしてSHOTAROが話し出すが、涙で言葉に詰まってしまう。SUNGCHANが先に「僕も日本でコンサートがしたかった。今日皆さんに会えて、本当に幸せです。先ほど嬉しいお知らせをしましたが、(次のホールツアーで)計15回の公演があります。その時まで一生懸命日本語を勉強して、素敵なステージになるよう頑張ります。観に来ていただいて、ありがとうございます」とファンに感謝を伝えた後に、冒頭のSHOTAROの発言。最後の最後まで、エモーショナルな展開を見せてくれた。

RIIZE

 EUNSEOKが「福岡でもつ鍋が食べたい」、SOHEEが「大阪でUSJに行きたい」、SUNGCHANが「サイン会で行った名古屋にも行きたい」とツアーへの期待を見せていたが、今のRIIZEの人気なら即アリーナツアーも実現できるであろうところを、あえて地道にホールツアーを回るあたり、日本で長く活動していこうという意思が感じられる。SHOTAROとともに日本でレギュラー番組を持っていたSUNGCHANはもちろん、「日本で寿司職人の修業をしようと思っていた」というWONBINを筆頭に、メンバーたちが一生懸命日本語で話そうとしているのも嬉しい。彼らの実力と人気は本物だ。これからさらに大きなアーティストになっていくであろうRIIZEの日本初単独ライブ。日本での活動の貴重な一歩は、彼らの歴史にとって大事な1日になったに違いない。

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