長尾謙杜、ラウール、末澤誠也、中村嶺亜……メンバープロデュース衣装はなぜ魅力的?

Aぇ! group・末澤誠也 多彩な特徴に合わせて使い分ける豊富な衣装

 YouTubeチャンネル『ジュニアCHANNEL』の「Aぇ! group【理想の彼女のデート服】オシャレコーデに涼しげな胸キュンセリフを」企画ではコーディネートバトルで一位を獲得したAぇ! groupの末澤誠也。デビュー前のジュニアグループでありながら、すでに多くの衣装をデザインしてきた。

Aぇ! group「Stray dogs.」(Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~)

 Aぇ! groupの強みは、歌とダンスだけにとどまらない。メンバーそれぞれが楽器を担当してバンド曲を演奏したり、ライブ中にはコントを披露したりと、多彩な演出が際立つ。そんな彼らの幅広いパフォーマンスを表現するかのように、キラキラとスパンコールが輝くステージ衣装やロックテイストなバンド衣装、メンバーカラーをベースに毛皮をあしらった衣装まで、ステージでさまざまなスタイルを楽しむことができる。

7 MEN 侍・中村嶺亜 グループらしさのにじむ力強い舞台衣装

 Aぇ! group同様、2018年の結成以降バンドなどさまざまな魅せ方でライブを盛り上げている7 MEN 侍。グループのセンターであり、ギターボーカルを務める中村嶺亜も、1月27日までほかのジュニアユニットと共に出演していた舞台『Act ONE』で衣装デザインに挑戦した。

 当日お披露目となったのは、黒を基調としたストリートファッションと金×黒のまばゆいステージ衣装。公演では激しいダンスチューンやバンド演奏、テーマ曲である「Act ONE」の弾き語りも披露。共演した他グループとは異なる方向性のデザインで攻め、パフォーマンスとマッチした彼ららしさをスタイリングでも表現した。

メンバープロデュースで、グループの揺るぎない「らしさ」が宿る

 グッズや振り付け、映像やステージ演出など、衣装に限らずさまざまな分野でメンバー自身が企画・制作に携わる姿が若手グループにまで広がってきている。自分たちらしいステージを作り上げるには、どうすればいいのか。メンバー一人ひとりの個性を活かし、全員が輝く舞台のために必要なものは何なのか。パフォーマンス以外の部分でも、舞台全体から細部まで考えを巡らせ悩み抜き、創り上げていくことで、“グループらしさ”が宿るようになるように思える。そしてステージづくりに真剣に向き合うことは個々の成長にもつながり、ステージへの愛着や向上意識、そしてメンバー間の絆をさらに強めるきっかけにもなる。

 日々多くのファンの熱狂的な視線を浴びるステージ衣装。その装いの裏側にあるドラマと彼らの成長劇は見る者を感動させ、ますます魅了していくに違いない。メンバーによるセルフプロデュースで、グループのどんな表情が垣間見えるようになるのか。今後の公演でどんな姿を見せてくれるのか、期待に胸膨らみ今から待ちきれない。

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