Kaiser Chiefs、約5年ぶりのニューアルバムリリース シングル先行配信も

 Kaiser Chiefsが、3月1日に約5年ぶりのニューアルバム『Kaiser Chiefs’ Easy Eighth Album』をリリースする。あわせて、アルバムからシングル「Burning In Flames」を先行配信した。

 通算8作目となる本アルバムでは、サム・スミス、エド・シーラン、チャーリーXCXらを手掛けるアミール・アモールのプロデュースのもと、フレッシュなニューサウンドに挑戦する。ナイル・ロジャースとの共作曲「Feeling Alright」、女性について熱狂的に歌う「Beautiful Girl」、ホーンをふんだんに取り入れた「The Job Centre Shuffle」など全10曲が収録される。

 「Burning In Flames」についてメンバーは「20年以上もバンドを続けるのは、思っているほど簡単なことではありません。メンバーの誰かが、もう辞めたいと感じるかもしれません。そう感じるのが同時期に2人以上いなければ、何とかなるもの。2000年初頭から残っているバンドは少ないし、きっと続けるほどの価値がないと思うのかも。でも、お気に入りのオモチャが壊れたら、捨てずに修理しますよね。時には、他人や批評家の意見、レコードの売上などで成功を測ってしまったけれど、今では売上なんて誰でも簡単に操作できちゃいます。本当の成功とは、このニューアルバム『Kaiser Chiefs’ Easy Eighth Album』を完成させられたことです」とコメントしている。

 また、「Feeling Alright」の制作については「ナイル・ロジャースとの作業の初日に、“どんな曲があるんだい?”と彼から尋ねられて、僕たちの手持ちのレパートリーを探して、彼の目に止まったのがこの曲です。何度演奏しても飽きない曲だし、演奏するのが楽しいけれど、この曲がどんな家に収まるべきなのか僕たちには見当も付きませんでした。しかし、ナイルは最高の不動産屋さんだったんです。この曲の家をすぐに見つけ出してくれました。彼はアミールも連れてきて、アルバム全体の同居人となってくれました。とても矛先の良いスタートでした」と振り返った。

 そしてフロントマンのリッキー・ウィルソンはバンドの現状について、「僕たちは肘掛け椅子に座って、頭の後ろで両手を組みながら“俺たちやったぜ”と言える状況ではないかもしれません。でも同時に、だからこそ年月を経た今でもKaiser Chiefsはこうして健在なのだと思います」と語っている。

■リリース情報
・New Single「Burning In Flames」
配信中
配信リンク:https://nfan.link/kaiser-chiefs

・ニューアルバム『Kaiser Chiefs’ Easy Eighth Album』
3月1日リリース
<Track Listing>
1. Feeling Alright
2. Beautiful Girl
3. How To Dance
4. The Job Centre Shuffle
5. Burning In Flames
6. Reasons To Stay Alive
7. Sentimental Love Songs
8. Jealousy
9. Noel Groove
10. The Lads

■関連リンク
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