乃木坂46、世代交代後も続くバナナマンとの信頼関係 赤えんぴつ武道館ワンマンで活躍するメンバーは?

 バナナマン扮する赤えんぴつが、2月10日に日本武道館で開催するライブ『赤えんぴつ in 武道館』のゲストに乃木坂46が出演する。

 赤えんぴつは、バナナマンがコント内で扮するフォークデュオ。9日公演の好評を受けて決まった追加公演では、「赤えんぴつ+α」としてバナナマンにゆかりのあるゲストがさまざまな形で登場することが発表されており、chelmico、トータス松本といった今後も控えているゲストの一組として乃木坂46が名を連ねている。12月15日深夜放送の『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)では設楽統が「内容は細かく決めていない」「基本は赤えんぴつとコラボする方向」「(ゲスト)だけでのライブは考えていない」と明かしており、おーちゃん(設楽)、ひーとん(日村勇紀)の猟奇的な掛け合いに乃木坂46メンバーが参加していくことが想定されるが、設楽が話しているように詳細な内容がまだ決まっていないからこそ、ファンからの声を受けて、それぞれのライブが実現することもあり得るだろう。

 バナナマンと乃木坂46のライブ共演は、日村がヒム子としてステージに乱入した『乃木坂46 真夏の全国ツアー2017』での明治神宮野球場公演がもはや伝説とされており、さらに遡ると国立代々木競技場第一体育館での『GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER』でも、バナナマン扮する音楽ユニット・T-STYLEと白石麻衣、松村沙友理、衛藤美彩、西野七瀬が一部のステージで共演していた。赤えんぴつ然り、なぜか乃木坂46との共演はバナナマンがコントのキャラに粉してのことがほとんどとなっている。

 前身番組を含めた『乃木坂工事中』(テレビ東京系)にて“公式お兄ちゃん”として12年以上の付き合いのあるバナナマンが、今回満を持して自身のステージに乃木坂46を迎えることとなるが、それが世代交代を経たグループ、つまりは3期生、4期生、5期生メンバーというのも面白い。

 筆者が思わぬところで乃木坂46の世代交代を感じたのが、『バナナムーン』にて今年6月、11月とオンエアされた恒例企画「ヒムラ・ホールインワン」だった。6月には「新体制になった乃木坂46が陰で言ってそうな日村の悪口」、11月には「乃木坂46のライブに行った日村。メンバーからマイク越しで言われたテンションがダダ下がりした言葉とは?」と乃木坂46に関するお題が出され、これにリスナーがネタを投稿していったわけだが、言ってそうなメンバーとしてバナナマンから梅澤美波、山下美月、弓木奈於、中西アルノといった各期からの名前が挙がるなかで、後者のテーマで「悪気がなくて言ってる賀喜遥香」というのが容易に想像できて思わず笑ってしまった。それはバナナマンのなかでメンバー一人ひとりのイメージがしっかりと形成されていることを感じさせる放送でもあった。

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