TETSUYA×橘ケンチ×岡田武史×ラモス瑠偉、「EXILE CUP」が果たす社会貢献としての役割 夢の実現を後押しするLDHの理念
「企業の社会貢献を伝えることで、世の中に良い影響がある」(TETSUYA)
――今回、参加させていただいて思いましたが、きっちりマネジメントされた大会ではありつつも、どこか手作り感があるというか、参加する子どもたちやスタッフ、そしてアーティストや観客の距離感が本当に近いです。そこが、すごく良いと思いました。
TETSUYA:そうなんですよ。先頭に熱量のあるスタッフがいて、彼/彼女たちに感化されるような形で良い雰囲気になっていきました。この大会に初めて関わるLDH社員も、実際に参加したあと「すごく良かったです!」と言っているのも、僕はすごく嬉しいです。一緒に汗を流しながら頑張って、そこで感じられるものはすごく多いと思います。
――社会貢献活動ではあるけれど、LDHで働く人たちの結束を固めるような機会にもなっている?
TETSUYA:まさに、そうだと思います。
ラモス:最初はそんなに興味がなくても、一回現場に来ると皆さん、目がキラキラしてくる。素晴らしいことです。
岡田:今、ビジネスの世界ではパーパス経営(企業の社会的な存在意義)の重要性が指摘されていますが、HIROさんは昔からそれをやっています。単にビジネスとして音楽をやるだけではなく、本当にいろいろなことに挑戦している。そこには強い想いがあって、だからこそいろんな人を巻き込む形で広がっていくんです。FC今治もそれを目指していて、そこにはやっぱり“理念”が大事なんだなと気づかされます。
橘:社会貢献活動は、僕らにとってすでに当然のものになっているのですが、その根底にはHIROさんの「メンバーの夢を一つひとつ叶えていく」という理念があります。音楽とダンスは僕らにとって大事なものですが、歳を重ねていくにつれて、世の中に対する見方や意識も変わってくるし、どうやって社会に貢献すべきかを考えるようになります。その全てをHIROさんは後押ししてくれて、結果として岡田さんやラモスさんのような人とも縁が繋がっていき、自然とこういう活動へと結びついていくんです。LDHならではの社会貢献活動は、今後もっと増えていくと思います。
――しかもそれを東京一極集中ではなく、「EXILE CUP」のように日本全国いろいろな場所で展開しているところがすごいですよね。
橘:日本全国で社会貢献活動をすることになったのにもきっかけがあって、ちょうど2010年にEXILEは初となる全国スタジアムツアーを開催したんです。そこから、地方に根差した活動で何か恩返しがしたいという想いが芽生えました。日本全国で温かく迎えてくれたことに対して、その恩や感謝をいろいろな形で返していきたいという想いは、今もずっとあります。
ラモス:2人の話を聞いていると、やっぱり熱いですね。HIROさんが熱いのは昔から知っているけど、HIROさんだけではなくメンバー一人ひとりがすごくしっかりした考えを持っている。そこがかっこいいと思います。社会貢献というと堅苦しく聞こえるかもしれないけれど、メンバーのみんながやりたいからやっているんですよね。
――こういった活動は、なかなかきちんと紹介される機会が少ないと思うのですが、最後に改めて、この大会を通じてどんなことを伝えたいと思っていますか?
ラモス:子どもたちの中には、このあと中学に上がる子もいて、これが最後の大会になるかもしれません。だからこそ、ここで学んだこと、肌で感じたこと、あるいは悔しい思いを、自分たちにとってプラスにしてほしいと思います。
岡田:LDHの皆さんはきっと自分たちの理念に沿って行動していると思うのですが、それは僕らも同じです。今日の決勝大会には2人の他にも、THE RAMPAGEのRIKUと龍も駆けつけてくれて、フレンドリーマッチに参加してくれましたが、こういう機会は子どもたちにとって本当に貴重だと思います。この大会がきっかけで、その子の何かが変わるかもしれないし、もしかしたら「サッカーやめて、ダンスやろう」という子もいるかもしれない(笑)。あるいは、明日は大会に参加してくれた子どもたちと「しまなみアースランド」という自然と触れ合う施設を訪れる予定なのですが、そこで環境問題に興味を持つ子もいるかもしれません。そういう風にいろいろなきっかけを与えることができたら、それだけでも十分だと思います。
橘:僕らに限らず、日本の各地域を盛り上げていこうという動きは、これからどんどん増えていくと思います。この大会を通じて、岡田さんがこういう形で今治に貢献しているということを知ってもらえると嬉しいですね。また、この大会で活躍した子たちが、10年後、20年後、日本から世界に旅立っていって、スポーツならではの感動を伝えてくれるプレイヤーになってくれたら最高に嬉しいし、それは僕たちにとっての夢でもあります。
TETSUYA:この大会の目的は「Dreams For Children・子どもたちに、夢を。」なのですが、かつては社会貢献活動をしていることを自ら発信するのはちょっとかっこ悪いというか、はばかられる雰囲気もありました。特に僕らのようなアーティストだと、宣伝目的だと思われてしまうかもしれません。だけど昨今は、時代の空気も変わってきたような気がしていて、企業としてどんな風に社会貢献しているのかをちゃんと伝えていくことで、世の中に対して良い影響があるのではないかとも考えています。そこに興味を持って、自分たちも何かやりたいと思ってもらえたら、それほど素晴らしいことはありません。ポジティブな繋がりがさらに広がっていくように、岡田さんやラモスさんと一緒に、これからも「EXILE CUP
」を盛り上げていきたいと思っています。
※1:https://realsound.jp/2023/09/post-1435954.html
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