HiHi Jets 髙橋優斗、美 少年 那須雄登、少年忍者 久保廉……先輩から後輩へ受け継がれる“野球魂”を宿したジャニーズJr.たち

　2023年は野球が大きな盛り上がりを見せている。3月に開催された『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC』で、侍JAPANが3回目の優勝を飾ったことを皮切りに、日本では野球熱が非常に高まっている。

　ところで、ジャニーズが野球と深い縁があることは、知る人ぞ知る話だ。ジャニーズ事務所の出自は少年野球チームにあり、かつて頻繁に開催されていたジャニーズタレントによる野球大会や大運動会で、野球経験のある所属メンバーが活躍を見せていた過去もある。最近でこそ、さまざまなスポーツが得意なメンバーが集まっているが、やはり野球が得意なジャニーズと聞くと“王道”という見方をするファンも少なくないだろう。

　野球を得意とするジャニーズと聞くと、多くのメンバーが思い浮かぶ。しかし、近年野球が得意であることを仕事に最も生かしてきたメンバーと言えば、KAT-TUNの亀梨和也ではないだろうか。小学生の時に野球の世界大会に出場し、ジャニーズJr.の頃から事務所内で開催された野球大会で大活躍をしたことは、今なお語り継がれるエピソードだ。2010年からスポーツキャスターを務める『Going! Sports＆News』（日本テレビ系）でも、さまざまな企画や取材を通じて、野球に関する仕事に取り組んでいる。野球が得意なことで早くから注目を集め、今も野球が亀梨の仕事に繋がっているのだ。

　さて、現役ジャニーズJr.のなかにも、“野球”というキーワードですでに活躍しているメンバーがいる。その筆頭は、HiHi Jetsの髙橋優斗だろう。入所してまもなく出場した2016年の『“東京ドームに全員集合”みんなにサンキュー！ジャニーズ野球大会』では、ファインプレー賞を受賞。翌年の『ジャニーズ大運動会2017』では敢闘賞を受賞するなど、得意な野球を生かしてジャニーズのイベントでも早くから活躍してきた。また髙橋は、横浜DeNAベイスターズの熱狂的なファンとしても知られ、今年4月にはチームの本拠地である横浜スタジアムで2度目となるセレモニアルピッチを務めるなど、野球ファンの認知度も上がっている。