朝ドラ俳優 山下美月、きつねダンス 金川紗耶、底知れぬ大器 井上和……2023年に乃木坂46を牽引するメンバーは？

井上和は底が知れない大器

　2023年の乃木坂46において、重要なキーマンとなってくるのが5期生の存在。先んじて「Actually...」でセンターに抜擢されている中西アルノの例はあるものの、選抜メンバーにどのメンバーが入ってくるかは乃木坂46全体においても大きなポイントである。誰が選抜に選ばれてもおかしくない実力者揃いの5期生の中でも、期待を一身に受けているのが井上和ではないだろうか。彼女がセンターを務める5期生曲「絶望の一秒前」をはじめに、最近では『新・乃木坂スター誕生！LIVE』でのヨルシカ「ただ君に晴れ」カバーまで、その豊かで変幻自在の表現力はすでに折り紙付き。キャプテンの秋元も認める5期生を引っ張る存在でもある。女性ファッション誌ではモデルとしての大人びた顔を見せつつ、「なぎさつ」コンビの菅原咲月といった同期の前では年相応（17歳）の愛らしい表情を見せる。底が知れない大器。1月4日発売の『日経エンタテインメント ! 2023年02月号』で表紙のセンターを飾っているのは示唆的とも言える。

アンダーメンバーを含めた層の厚さが乃木坂46の推進力に

　ほかにも各期生からは、アンダーとしての魂や責任感を言葉やパフォーマンスに人一倍強くぶつける向井葉月や矢久保美緒、開設したばかりのInstagramで等身大の自分自身を投稿している北川悠理、アンダーライブでのMCやパーソナリティを務める『ベルク presents 乃木坂46の乃木坂に相談だ！』（TOKYO FM）を通じて話すことへの楽しさを見出し始めた松尾美佑など、常に変化しているメンバーは多くいる。その層の厚さこそが、選抜メンバーをも刺激し、乃木坂46を前進させる推進力に変わっていく。