多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」、アニメオンエアに向けキャストが意気込み 最新PVや放送情報の公開も
11月5日の『アニメイトガールズフェスティバル2022』の出展ステージにて、ソニーミュージックによる多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」スペシャルステージが行われた。これまでYouTubeで25本の映像を公開し、1月からはテレビアニメがスタートする本プロジェクトの最新情報をいち早くキャッチするべく、多くのファンが駆けつけた。
登壇したのは、PROTOSTAR（プロトスター）から清瀬明良役の戸谷菊之介、直江万里役の山口諒太郎、五十鈴川千紘役の平井亜門、LEGIT（レジット）から高尾大毅役の助川真蔵、JAXX/JAXX（ジャックジャック）より春賀楽翔役のmasaの5名。白いセットアップに、それぞれのユニットカラーが差し色として使われた爽やかな衣装を身にまとい登場した。
今回、司会進行は助川が担当。UniteUp!としてステージに立つのは、キャスト発表以来2度目ということで、プロジェクトの詳細が明かされてからは初めてのイベントとなり、作品に興味を持って足を運んだ観客に「ありがとう」と感謝の意を述べる。
イベント冒頭で早速、TVアニメの最新PVが上映。キャラクターたちが初めて動く美麗なアニメーションにキャスト陣も感嘆の声をあげる。PVの中で流れたメンバー全員で歌う主題歌「Unite up!」について、シンガーソングライターとして活動するmasaは「いつもソロで活動してるから、（全員の合わさった声を聞いて）『これがUniteUp!の声なんだ』ってなった！」と感激した様子を見せた。
場面カットの中に、JAXX/JAXXのデビュー曲「ライアー」とLEGITのポスターが描かれていることに関連し、LEGITが11月18日にデビュー曲「Twenty Four」をリリースすることが発表されると、「フルで聴きたいね！」「既にかっこいい」とメンバーから絶賛の声があがった。
「Unite up!」のレコーディング順が戸谷の次だったという山口は、戸谷の歌い方がいつもと違った、と指摘。「ディレクションを受けて、抑揚をつけてはっきり歌うことを意識した」と戸谷が明かすと、masaは「俺は逆だった。癖が強いから、『ちょっと抑えて』って言われた（笑）」とアプローチの違いを語る。「その癖がmasaくんのいいところ」とメンバーからもmasaの歌唱は支持されている様子だ。
シンガーソングライターとしてJAXX/JAXX「ライアー」の作詞作曲も手がけたmasaは、楽曲制作についてのこだわりを「『ライアー』で言うと、韻や耳心地を大事にしているかな」とワンフレーズ歌いながら解説する。観客も多くの人が「ライアー」を既に聴いており、UniteUp!の音楽の魅力は確実に広まりつつあるようだ。
また今回公開されたPVを見て、クオリティの高い映像に感動した様子。声優未経験だったmasaや普段俳優として活動する平井や助川は、未完成のラフ画にアフレコしたことが衝撃だったようで、「この絵（完成した映像）にアフレコすると思っていたから、すごいなーって思ったよね」（masa）、「演技に合わせて絵を変えることもあるって聞いて、カルチャーショックでした」（平井）と語る。「他のメンバーも含めて、それぞれ違う仕事をしていたりするんですけど、一堂に会して全員でこういう作品を作れるのは光栄なこと」（助川）、「おのおのの舞台から持ち寄ったものがこの作品に集約されている」（山口）と、幅広いジャンルからのキャスティングならではの作品作りに手応えを感じているようだ。
masaだけでなく、LEGITのメンバーも作詞に挑戦するなど、高い音楽性を見せてきた。多くのソロ曲を経て、JAXX/JAXX、LEGITとユニットがそれぞれデビュー曲を発表し、PROTOSTARの動きが気になるところだが、メンバーたちは「今後明らかになっていく過程を楽しみにしていただければ」と笑顔を見せた。
