BTS、10カ月ぶり『Run BTS!』再開に高まる期待 あらゆる角度から7人の魅力を届ける特別なコンテンツに

メンバーとARMYが“BTS”の良さを知り楽しむ場に

 単純に彼らがワイワイと遊ぶ姿を見せるだけでなく、あらゆる角度からBTSの魅力を届けてきた『Run BTS!』。テニスや卓球などのスポーツ企画では人知れず努力する姿が見受けられ、彼らのストイックな一面を知ることもできた。クイズ企画では我先にと手を挙げ、その負けず嫌いなところがここまで彼らが飛躍してきた理由なのだと知れた。そうして健闘するメンバーを心からリスペクトしたり、おなかがよじれるほど倒れこんで笑ったり、彼ら自身がBTSというグループを楽しんでいることも伝わってきた。

 また、『Run BTS!』はARMYがいつでも過去の配信分を振り返ることができるのも、これほど愛されるコンテンツに成長した理由ではないだろうか。最近彼らのことを好きになったARMYも、BTSがどんなグループなのか、メンバーがどんな個性を持っているのか知るには番組を観ることが最も近道のように感じる。さらに、ほかのARMYが発信する「ここが良かった」という声をもとに、改めて見返してみると初見では気づくことができなかった魅力を再発見できることも。

 グループとして一度立ち止まり、ソロでの活動に注力していくことを涙ながらに語った動画「防弾会食」においてもなお、『Run BTS!』についての話題が出たときは「『Run BTS!』は存続しよう。僕たちだけの番組じゃないですか。放送局みたいだね。BTS、BTS、BTS〜バンタン放送!」と笑顔で盛り上がったのが印象的だった。それだけ、彼らにとって『Run BTS!』は特別なコンテンツであることが窺える。メンバーにとってもARMYにとっても『Run BTS!』は、“BTS”を楽しむ唯一無二の場なのだろう。

 J-HOPEのソロアルバムのリリースを皮切りに、続々とグループ以外の活動も充実させている彼ら。しかし、そんな時期だからこそ、より7人が一堂に会するコンテンツが待ち遠しくなるとも言える。会えない時間があればこそ、メンバー間でも新鮮なやり取りが生まれるのではないだろうか。また、年月が経ったからこそ同じ企画に取り組んで、その違いを楽しむこともできる。

Run BTS! 2022 Special Episode - Telepathy Part 0

 再始動に伴って公開された予告映像を観ると、全員で同じ答えを目指す「一心同体ゲーム」が行なわれているが、これも過去にトライしてきたもの。エピソード97で全く揃わないハートのポーズを「みんな愛だな」と肩を組んで喜び、スタッフからテロップで「図々しいBTS」とツッコまれている流れが楽しかったのを覚えている。今回もそんな微笑ましい展開が見られるのではないかとワクワクしながら、8月16日の公開を楽しみに待ちたい。

Run BTS! 2020 - EP.97

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