CUBERS、ミニアルバムで見せる5人の個性 春ツアーで感じたメンバーのありがたさを胸に舞台・フリーライブツアーに臨む

――そして3曲目が「そばかす」です。JUDY AND MARYの90年代の大ヒット曲のカバーですけど、アレンジがいいですね。すごくモダンでかっこいいトラックに変身しています。

優:これは僕がメインです。言わずもがなの名曲なんですけど、原曲とはがらっと変わっていて、イントロを聴いただけだと「そばかす」とはわからなくて、Aメロが来て「おお!」ってなる感じ。なので、別物として聴いてもらいたいなと思っていて、歌い方もYUKIさんの元気な感じというよりは、大人っぽい感じで歌っています。カバーは、前にPUFFYさんの曲をやらせてもらって、これが2曲目になるんですけど、5人で歌った時の、ボーカルが入れ替わっていく感じがすごくいいなと思ってますね。特に2番の入れ替わりがすごく好きで、〈こわしてなおして〉のところがTAKAで、〈もどかしい気持ちで〉のところが綾介で、〈それでも イイ 恋をしてきた〉が春斗さんなんですけど、この流れがめちゃめちゃ合ってると思うんです。1番と違って、音が少なくなる2番の始まりは声の感じや歌唱力から、TAKAがいいと思ってたんですよ。その次の声を張って強めに歌う感じのところは綾介、そのあとのファルセットになったり、テクニカルなところは春斗さんがいいなと。まさに僕の意見と同じというか、納得の歌割りだったんですね。だから、僕はここが聴きどころだと思います。

――歌割りを決めた人、素晴らしいですね。

TAKA:チーフマネージャーさんですね。もうずっと僕らのことを知っているし、何が得意で何が不得意かも熟知しているので。優と同じように「ここはこの人」というのがあるんでしょうね。

優:ちなみに僕はこの曲、普通にカラオケに行って歌ってました。世代ではないんですけど、好きな曲だったので。原曲のイメージが強かったので、今回がらっと変わってすごく新鮮でした。

綾介

――そして4曲目の「Feelin’」。

綾介:これは僕ですね。ほぼ英詞になっていて、ここまで英語が並ぶのもCUBERSとしては初めてなので、わくわくしながらレコーディングに挑みました。ボーカルディレクションの方も「自由に歌っていいよ」と、その場で自分が歌った感じを尊重してくれたので、自分なりにこだわって歌わせてもらいましたね。いい意味でCUBERSっぽくない、打ち込みのメロウな感じで。サビの〈Feelin’good right now coming back〉のところで地声からファルセットに行く感じとか、しゃれた大人の雰囲気になったと思います。まだ振付はついてないんですけど、大人っぽい楽曲になりそうな気がしますね。ライブでどうなるのか、お披露目が楽しみです。

――まさにCUBERSの新機軸。また世界が広がりました。

綾介:ミニアルバムの中でもこの曲だけ異質じゃないですか。いい意味でギャップがある曲なので、任せてもらえてすごくうれしかったです。

春斗

――では最後に、舞台の主人公予定の春斗さんに、テーマ曲「BOX」を語ってもらいましょう。

春斗:「BOX」は、「CHOICE」と同じく鈴木おさむさんに歌詞を書いていただきまして。最初に仮歌を聴いた時、〈唐揚げ、たまご、プチトマト〉〈鮭にサラダ、ハンバーグ〉というフレーズに、「おおっ! 何だ?」と思って衝撃を受けたんですけど。あとで考えると、それも鈴木おさむさんの手の中で踊らされてるのかな? と。

TAKA:そういうふうに思ってる時点で、しめしめと思ってるよ。おさむさんは。

春斗:でも曲を聴いていると、本当にいい曲だなと思います。引っ込み思案な人がいて、その親友が手を伸ばしてくれるという友情の話だと思うんですけど、大人になるとできなくなってしまうことが、学生時代とか子供のころは意外とできるんじゃないか? という心情があって。この曲と舞台がどう関係するのかはまだわからないですけど、どう生かされるのか楽しみですね。

――歌詞だけ読むと、友情とも取れるし、相手が好きな人かも? というふうにも取れて、いろんな解釈ができますね。

TAKA:確かにそうですよね。僕も最初に聴いた時は、恋愛をイメージしたかもしれない。でも舞台をやるということで、今は男友達のイメージになってますけど。

優:引っ込み思案の主人公に、お弁当を作ってあげるとも取れる。

TAKA:舞台で真相が明らかになると思います。

フリーライブではあるけどワンマンライブのような、満足感のあるライブにしたい

――バラエティに富んだ5曲を収めたミニアルバムを提げて、今年二度目のツアーとして5大都市を巡るフリーライブツアーが始まります。どんな内容になりそうですか。

9太郎:リハーサルが始まってセットリストも決まって、曲の繋ぎを決めて行くと、「こういうライブになるのかな」というものがちょっとずつイメージできてきました。フリーライブと言っているんですけど、たぶんみなさんが思っている以上に曲数が多いので、夏の屋外ライブを楽しめるんじゃないかと思います。

――こういう形のツアーは初めてですか。

9太郎:フリーライブツアーは初めてかもしれない。リリースイベントはありますけど、曲数が少ないし。今回のようにがっつり曲数もあって、5大都市を回るというのはなかなかないことだと思うので気軽に遊びに来てほしいなと思います。CUBERSの存在は知っているけど、見たことがない人とか、周りの友達も誘いやすいと思うので、夏のお出かけ先の一つとして、遊びに来てくれるのもありかなと思ってます。

優:フリーライブツアーであってリリースイベントではないので、『CHOICE』の収録曲もやるんですけどそれ中心というわけでもなく。フリーライブではあるけどワンマンライブのような、満足感のあるライブにしたいなと思っています。事故なく最後までやりきれるように頑張りたいです。

――ちなみに、東京公演の日テレ らんらんホールというのは……。

9太郎:よみうりランドの中にあるホールです。

綾介:だから1日楽しめると思います。

9太郎:夏の思い出にぜひ。

――そして8月10日からは舞台が始まると。あらためてすごいスケジュールです。まさにFighting Pose Year!。

TAKA:聞いた話だと、かなり過密スケジュールになるらしいですが(笑)。一年駆け抜けると決めたので!

春斗:精一杯頑張ります。舞台もフリーライブも、ぜひ見に来てください。

■リリース情報
CUBERS ミニアルバム『CHOICE』
2022年8月3日(水)リリース
数量限定豪華盤11,000円(税込)
[内容] CD+Blu-ray
[仕様] 豪華BOXケース/デジパック仕様/24ページフォトブック (B5サイズ)
オーディオコメンタリー付
[CD収録内容]
01. CHOICE [作詞:鈴木おさむ 作曲:YCM, 佐野仁美 編曲:YCM, misutoJJ]
02. 予感[作詞:堀切裕真 作曲:堀切裕真 編曲:大山聖福, 青葉祐五]
03. そばかす[作詞:YUKI 作曲:恩田快人 編曲:大久保 薫]
04. Feelin’[作詞:zopp 作曲:家原正樹, SUNHEE 編曲:家原正樹]
05. BOX [作詞:鈴木おさむ 作曲:和泉一弥 編曲:大久保 薫]
[Blu-ray収録内容]
「CUBERS SPRING TOUR 2022」@ 東京公演 “日本橋三井ホール” (2022.4.9)より
本編16曲+アンコール3曲 収録
[特典映像]
「CUBERS SPRING TOUR 2022」@ 東京公演 “日本橋三井ホール” (2022.4.9)
夜公演より「空の上」

通常盤
[定価]3,300円(税抜価格¥3,000)
[内容]CD only
[CD収録内容]数量限定豪華盤と同内容

CDの予約はこちら→https://lnk.to/CUBERS_CHOICE_shop

■ライブ情報
5大都市フリーライブツアー日程
『CUBERS Fighting Pose Year! SUMMER FREE LIVE TOUR』
大阪:7月9日(土) 15時00分~あべのキューズモール 3F スカイコート
愛知:7月17日(日)15時00分~イオンモール大高 1F グリーンコート
宮城:7月18日(祝・月) 15時00分~泉中央駅広場 isMe!おへそひろば
福岡:7月30日(土) 16時00分~キャナルシティ博多 B1F サンプラザステージ
東京:8月7日(日) 16時30分~日テレ らんらんホール
全公演、末吉9太郎がオープニングアクトで出演することが決定。
FINALとなる東京公演はSPECIAL公演
詳細:https://cubers.jp/?p=10677

■関連URL
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