「ウルトラ怪獣 大咆哮かるた」で堪能したい“怪獣の魅力” 鳴き声&石坂浩二ナレーション入りCDを駆使して遊んでみた!

 怪獣の咆哮は、バルタン星人の有名な「フォッフォッフォッフォッフォッフォ」や、「ダッダァ」と咆哮自体がキャラ名となるダダのように分かりやすいものもあるが、ここにも様々な工夫が凝らされている。

 たとえば、絵札にはゼットンとゼットン(二代目)が含まれているが、それぞれの咆哮は「ピロピロピロ~ゼットォン」が初代で、「ピロピロピロピロ~ゴォォォ」が二代目となる。

 頭の「ピロピロピロ~」は同じSEなので、ちゃんと聞いてから判断しないと、お手付きとなる可能性もあるというわけだ。なお、CD①の仕様は、YouTubeにサンプル動画が上がっているのでぜひ聴いてみて欲しい。

「ウルトラ怪獣 大咆哮かるた」 収録CDサンプル・トラック 【宇宙恐竜 ゼットン】
「ウルトラ怪獣 大咆哮かるた」 収録CDサンプル・トラック 【オイル怪獣 タッコング】
「ウルトラ怪獣 大咆哮かるた」 収録CDサンプル・トラック 【円盤生物 ブニョ】

 ちなみに3パターンの遊び方は、説明書では2~5人用とされているが、一人でも遊べそうな気がしたので、CD①をiTunesに取り込んで、スマホにて「エキスパートルール」を試してみた。

全46枚の絵札。一度に並べてみると、これだけでワクワクしてくる。

 結論から言うと、ある程度人数がいたほうが白熱するだろうが、一人でもそれなりに楽しめる。個々で購入してリモートで対戦、なんていうのも面白いかもしれない。

 下は咆哮を聴いただけで取ることができた絵札。ゼットンは上述したように、初代だと思って取ったら二代目でした……(初代はそういうわけで今回はカウントせず)。

 なお、絵札の写真は、かるたとして遊ばず、単純に絵札を眺めているだけで幸せな気分になれる。

『ウルトラセブン』に登場したミクラス、ウインダム、アギラのカプセル怪獣3体。『ウルトラマン』シリーズ最新作『ウルトラマンデッカー』にもディメンションカード怪獣として登場する。
『帰ってきたウルトラマン』からグドンとツインテールの捕食する人、捕食される人コンビ。
同じく『帰ってきたウルトラマン』からシーゴラスとシーモンスの夫婦怪獣。

 ビジュアルと音声で怪獣の魅力をとことん味わうことができる「ウルトラ怪獣 大咆哮かるた」。ソフビやトレーディングカードアーケードゲーム、ハイターゲット向けのアクションフィギュアなど、『ウルトラマン』シリーズには数えきれないほどの商材が存在するが、かつてないこの企画をぜひとも味わって欲しい。また、半世紀以上の歴史を持つ『ウルトラマン』シリーズだけに、まだまだ登場して欲しい怪獣がたくさんある。今後、第二弾、第三弾……とシリーズ化にも期待したい。

■商品概要
「ウルトラ怪獣 大咆哮かるた」
5,940円 (税込)
2022年6月23日(木)発売
商品特設ページ

<セット内容>
・読み札 46札
・取り札 46枚
・A3ポスター 1枚
・CD 2枚

-CD ① 【スーパー・エキスパートルール / エキスパートルール用】
Track1~46:怪獣の咆哮+石坂浩二のナレーションが収録
-CD ②【ノーマルルール用】
Track1~46:石坂浩二のナレーションが収録

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