モーニング娘。’22 牧野真莉愛、横山玲奈、山﨑愛生……バラエティでの活躍を期待したいハロプロメンバー

　7月11日から9月まで、モーニング娘。’22の牧野真莉愛が『ラヴィット！』（TBS系）にレギュラー出演する。全国放送のバラエティ番組で既に活躍するハロー！プロジェクトメンバーといえば、アンジュルムの上國料萌衣の名が挙げられるだろう。上國料は歌唱力の高さと“あざとかわいい”ビジュアルを活かしながら、『あざとくて何が悪いの？』（テレビ朝日系）で人気を博し、2021年には『ヒルナンデス！』（日本テレビ系）のシーズンレギュラーを務めたほか、現在も数々のバラエティ番組に出演している。

　過去には、6月30日でちょうど引退から5年が経った「ももち」こと嗣永桃子や、元モーニング娘。で現在はソロ活動を行う道重さゆみがバラエティで活躍していた。嗣永は「許してにゃん♪」といった決め台詞と徹底したぶりっこキャラをもとに、共演者も巻き込んだ見せ場の創出力を、道重はラジオで磨いたトーク力を武器に、毒舌もかけ合わせながら、その場で求められていることを発言する適応力を活かして、テレビの世界に爪痕を残した。

　今回、そんな嗣永、道重、上國料の後に続き、バラエティ方面での活躍が期待できる次世代のハロプロメンバーについて考察したい。

モーニング娘。’22 牧野真莉愛

　雑誌のモデルやグラビアなどでも活躍する牧野。彼女はこれまでにも、野球や漫画への愛情の深さと知識の豊富さを活かして、さまざまなバラエティ番組に出演してきた。2016年からラジオの冠番組を担当しており、安定したトーク力が持ち味だ。また、野球中継や副音声トークのゲストに呼ばれることもあるが、話の流れの中でMCの要望に応じて的確にコメントを返すなど、生放送での対応力の高さもうかがえる。『ラヴィット！』はじめバラエティ領域での即戦力ともいえ、そのスキルや知識を活かした活躍が楽しみなメンバーだ。

モーニング娘。’22 横山玲奈

　横山といえば、同期・加賀楓との軽快なトークがおなじみだが、個人で番組出演を果たす際も、聞いている人を飽きさせないテンポの良いトーク力を持つ。その実力はデビュー1年足らずでMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』のレギュラーMCに選ばれるほど。グループの新曲紹介から身の回りに起きたおもしろエピソードのトーク、食レポまで幅広くこなせることが強みだ。すでに『ラヴィット！』などにも出演経験があり、今後さらにバラエティ方面での活躍が期待できるメンバーの一人と言える。

モーニング娘。’22 山﨑愛生

　山﨑は憧れの先輩に嗣永を挙げるだけあり、加入当初からセルフプロデュース力に長けたメンバーの一人だった。グループ内最年少の立場を活かしながら、大物タレントの前でも「パンダさんパワー！」と決め台詞を臆せず発信する姿は、嗣永に通ずるものがある。ふわふわとした印象がある一方で、コメントを求められる場面では的確に返す力もある。つんく♂もハロプロを専門としたYouTuber・クニオ♂との対談の中で「山﨑はいい原石やと思う」と評価しており、今後のプロデュース方法によってはタレント力を発揮するメンバーになるのではないだろうか。