『ななにー』の“新たな夢”も! 梨花、中村獅童親子ら豪華ゲストと汗を流した7.2時間
なかでも今回、久しぶりにスタジオを飛び出して、カフェでのロケとなった梨花とのホンネトークは、およそ7年ぶりの再会とは思えない距離感が見受けられた。以前に顔を合わせて以降、3人は新しい地図を広げ、梨花はハワイでの子育てに奮闘するなど、それぞれの環境は大きく変わったものの、あの頃と変わらないテンションでトークが盛り上がるのも彼らならでは。
ちなみに梨花は稲垣と同い年。いよいよ50代が近づいてきたタイミングで、考えがまた変わってきていることにも言及していく。必死だった20代から、少しだけ吹っ切れた30代、そして様々な“初めて”に奮闘した40代……と過ごし、もっと肩肘張らずに過ごせそうな50代へ。より柔軟に日々を楽しめるのではないかと、ポジティブな表情を浮かべる梨花と3人が印象的だった。
年齢を重ねてからは新しい友だちなどできないと思っていたが、趣味が広がればまた新たな縁が生まれるのではないか。若いころのように自分のコンディションをキープするのは難しいかもしれないが、アスリートのような気持ちでそれを楽しむこともできるのではないか。同世代ならではの視点で率直な思いを語り合っていく。
「梨花さんの素直な気持ちが聞けて、僕も刺激になりました」とは草なぎの感想。そして稲垣も「なんか自然でいられますよね、梨花さんとしゃべっていると」と続け、香取も「なんかハッピーなオーラがいっぱい!」と白い歯をのぞかせる。そのナチュラルな雰囲気は彼ら自身が引き出していたものだが、それをゲストのおかげだと素直に言えてしまうのが『ななにー』に漂う居心地の良さなのだろう。
そして香取が最後に「久々にこの番組の夢ができた」と語ったのは、『ななにー』で梨花の住むハワイにてロケを実行すること。梨花も「すごい嬉しい! 楽しかった! 本当にハワイに絶対に来てほしい!」と瞳を輝かせる。
3人にとってハワイは、10代のころにアイドル誌の撮影で訪れた思い出の地。クラゲに刺されたトラウマを持つ稲垣は少々渋い顔をしてはいたが、そのつらい記憶も塗り替えられるような楽しいロケになってほしいものだ。
きっと大人になった今だからこそ感じられるハワイの魅力もあるだろうし、この番組ならではの“やんちゃなあの頃”に戻れる瞬間もあるはず。『ななにー』から生まれた新たな夢が叶う日を楽しみに待ちたい。