=LOVE 齊藤なぎさ『明日カノ』出演は「イコラブ沼」への入り口に? 才能と努力で築いた“人類で最も可愛い”アイドル像

 =LOVE(以下、イコラブ)の齊藤なぎさが、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(MBS・TBS系)4月26日放送回に出演する。デビューから5年目に突入したイコラブは一人ひとりがセンターに立てる実力を持つ。指原莉乃プロデュースとしては≠ME、≒JOYと姉妹グループの枠を拡大し続けており、その中でも齊藤は“入り口”としてあらゆるメディアに出演する役割を担ったメンバーと言えるだろう。

 齊藤が単身でグループを飛び出し大々的に女優としてデビューを飾ったのは、2019年に公開された映画『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』にて。4つの季節をテーマにしたオムニバス映画で、齊藤は夏の物語『ナツヨゾラ』で映画初出演にして初主演の一人を務めた。鈴木伸之(劇団EXILE)、飯豊まりえ、市原隼人という並びを見ても、まさに大抜擢である。学生時代は演劇部に所属し、イコラブでは「あにてれ×=LOVE ステージプロジェクト」として2つの舞台を経てきたとは言え、映画撮影の現場とは何もかもが違う。映像に映し出されているのは、ピュアな青春を送る等身大の齊藤の演技だ。

 今年の1月から放送されていたドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)もまた齊藤が俳優として歩みを進めた作品の一つだ。配役は「ミーハーな性格で、イケメンたちに夢中」という設定の片桐花。ヒロインの桜井カンナ(乃木坂46 遠藤さくら)が「イケメンには一切興味がない」という言わば対極の存在であり、はっきり言ってしまえば“ギャル”なメイクもヒロインとは正反対だ。印象的だったのは齊藤のハスキーボイスが、セリフをより際立たせていたこと。『ナツヨゾラ』と比較してもその演技はナチュラルに仕上がってきていることが分かる。

「明日、私は誰かのカノジョ」予告

 そして、『もしイケ』からほぼインターバルを空けずに登場する『明日カノ』で齊藤が演じるのは、自由を求め上京し、夜の歌舞伎町で“今”だけを見つめて生きる、ホストクラブ通いのゆあ。地雷系女子の“ゆあてゃ”として、そのビジュアルの再現度は原作ファンからも折り紙付きだ。齊藤のチャームポイントである大きな黒目と八重歯、さらに自称かまってちゃん、面倒くさい性格ということも“ゆあてゃ”としてハマり役と言える。

 『ナツヨゾラ』、『もしイケ』、『明日カノ』と齊藤が出演してきた作品に共通しているのは、ティーンエイジャーに向けたコンテンツであること。10代代表の一人として毎週出演している学園バラエティ番組『超無敵クラス』(日本テレビ系)、さらにイコラブメンバーで唯一TikTokアカウントを持ち発信していることは、ティーン層への“入り口”として明確にそのポジションが示されている。

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