不死鳥の如く舞い戻ったスー・ルイチー 日本デビュー目前、『ガルプラ』からの歩みを辿る
ダンスが得意という通り、K-POPアイドルのダンスカバー動画も数多く披露しており、最初のソロパフォーマンスでも、難易度の高いチョンハ「Snapping」のパフォーマンスを大胆に見せ高評価を受けた。番組での個人キャッチフレーズは「AO WU〜ちびっこオオカミ スー・ルイチー進撃準備完了!」で、可愛らしいイメージだった中国での活動時とはまた異なる、カッコいいイメージが印象的だった。『ガルプラ』序盤の“プラネット探索戦”では、1位になった現在Kep1erとして活躍中の江崎ひかるにチームメイトとしてチョン・ジユンと共に選ばれ、3人が組んだ“cell”は「最強」を意味する「アベンジャーズcell」と呼ばれるなど序盤から注目を受け、番組を盛り上げるメンバーの1人だったと言えるだろう。特に、江崎ひかるとのコンビは“ひかるイチー”と呼ばれ、日本の一部視聴者の間でも人気を博した。
4話の“CONNECT MISSION”では、Red MoonチームとしてEXO「The Eve」のパフォーマンスでセンターを務め、そのカリスマ的な存在感も話題に。序盤から中盤にかけてコンスタントにTOP10にランクインする活躍を見せた。
一方、気さくで明るく、誰とでも仲良くなれる性格のようで、『ガルプラ』参加メンバーが投票で選ぶ“プラネットアワード”では人気者で賞を受賞するなど、『ガルプラ』参加者の間でも場を盛り上げるムードメーカーとしてポジティブな印象を持たれていたようだ。「最高の自信を見せてこそ、見ている人たちも楽しめると思う」と本人が語っていた通り、しっかりと自信を持って自分を見せていきたいという、エネルギッシュなバイブスを持った存在と言えるのではないだろうか。
『ガルプラ』での最終順位は13位と惜しくもデビューを逃したが、ルイチーは元々日本のアニメが好きであることを公言していたり、『ガルプラ』でも日本からの投票における人気が常に高かったメンバーだ。今年の1月〜2月にかけては、日本の酥心糖(ルイチーファンの呼称)の有志により中国でのデビュー曲リリースを祝う広告が大阪・名古屋・東京の3都市で掲出されるなど、『ガルプラ』以降の活動を心待ちにしていた日本のファンも多かったことがわかる。デビューシングルの「《燎》(The Phoenix)」は、竹笛や琵琶、 二胡といった中国の伝統的な楽器とパワフルでダイナミックなサウンドに得意のラップを盛り込んだ楽曲で、Phoenix=不死鳥のイメージの通り“帰還”と“再生”を意味しており、惜しくも番組内でのデビューが叶わず悔しい思いをしたルイチーがソロとしてアーティスト活動を続けていく決意表明のような楽曲となっている。 タイトルである「燎」という漢字は、炎が止まらずに勢いよく燃え広がっていく様子を表し、 鳳凰として常に灼熱の炎を伴う不死鳥のように、夢に向かって何度でも復活し現実に立ち向かっていくという、ルイチーの熱い思いが込められている。
幼い頃からダンススキルを磨いてきた実力派であり、日々ボーカル、ラップ、ダンスの練習をこなしながら現在は日本語の勉強にも取り組んでいるというルイチーの、今後の活躍に注目したい。
■リリース情報
スー・ルイチー
『《燎》(The Phoenix) | 《リャオ》(フェニックス)』
配信はこちら
■リリース情報
スー・ルイチー
『《燎》フェニックス・ジャパン・スペシャル・エディション』
2022年4月6日(水)
【特典付きCD】
SICP-6458 1,500円+税
特典:ランダム封入トレカ全4種、ルイチーからのメッセージつきフォトブックレット
予約:https://suruiqi.lnk.to/Phoenix_jpTW
<全3曲収録>
1.《燎》 フェニックス
2.《燎》 フェニックス (オリジナル・バージョン)
3.《燎》 フェニックス (inst.)
スー・ルイチー日本公式サイト:https://www.sonymusic.co.jp/artist/surysu/
スー・ルイチー公式Instagram:https://www.instagram.com/sury_777/
スー・ルイチー公式Twitter:https://twitter.com/sury_official