アーティスト/音楽プロデューサー エザキマサル卍こと江崎マサルが死去 新型コロナウイルス陽性確認後、自宅療養中に急変

 アーティスト/音楽プロデューサーのエザキマサル卍こと、江崎マサルが8月31日夕刻に亡くなった。

 江崎マサルの訃報は、旭光興業有限会社のエザキマサル卍公式サイトと自身がプロデューサーである所属アーティスト、hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)の公式サイトから発表された。江崎マサルは1990年初頭、根津甚八主演『ゴト師株式会社』、渡辺美奈代主演『麗霆子』に芸名を加藤永二として俳優業を行った後、音楽活動を開始し、葉加瀬太郎プロデュースのもとロックバンド ストロボ・ローディーズを結成。のち住友紀人プロデュース『ビート文豪 処女作集 ~我が愛しのロミ篇』でソロデビューし、AKB48、織田裕二、日本エレキテル連合など数多くのシンガーに楽曲提供しつつ、舞台音楽やゲーム音楽、CM作家としても活動してきた。

 自身の所属会社アーティストhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)のプロデュースを2005年から担当し、8月18日には15周年記念アルバムとなる『十五執念漂流記』をリリース。最後の制作楽曲は、8月25日リリースのhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)による竹原ピストル「石ころみたいにひとりぼっちで、命の底から駆け抜けるんだ」のカバー。また、最後のメディア出演は、8月24日TBSラジオ『アフター6ジャンクション』にてライムスター宇多丸との電話対談となった。

 公式サイトによれば、プロデューサーを務めるhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)のメンバー yukarinの新型コロナウイルス陽性が確認された後から自粛隔離として自宅待機をし、その時点での検査は陰性だったものの、8月24日にメンバーchanchalaの陽性が確認された後、2回目の検査を受けて陽性が確認された。保健所の指示のもと、軽症であったことから本人の希望により自宅療養していたものの容体が急変。なお、新型コロナワクチンは未接種だったという。

エザキマサル卍公式サイト 発表内容

エザキマサル卍こと、江崎マサルが8月31日夕刻に逝去いたしました。

8月21日、プロデューサーを務めるhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)のメンバーyukarinの新型コロナウィルス陽性が確認された後から自粛隔離として自宅待機をしておりました。その時点での検査は陰性でした。8月24日メンバーchanchalaの陽性が確認された後、2回目の検査を受けて陽性が確認されました。保健所の指示のもと、軽症であったことから本人の希望により自宅療養しておりましたが容体が急変し、帰らぬ人となりました。なお、新型コロナワクチンは未接種でした。

9月6日(月)15時30分に荼毘に付されます。

これまでご協力・ご声援をいただきました全てのファンの皆様、関係各位の皆様に感謝申し上げます。

親しかった皆様には、弊社より直接ご挨拶させていただいておりますが、ご連絡先がやむをえず分からない方には、残念ながらお伝えできません。その場合、何卒ご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。

旭光興業有限会社

エザキマサル卍公式サイト:http://www.thelabel.jp/masaru/
hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)公式サイト:https://www.yavay.jp/

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