ORβIT SHUNYA、トークやパフォーマンスで見せる存在感 デザインも担当する多才さとアイデアマンな一面も

『00(オーツー)』

 独自のコンセプトを強く打ち出し、MVでも確立した世界像を展開しているボーイズグループ、ORβIT。惜しくもデビューには至らなかったが、昨年放送された国内最大級のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(以下、日プ)で人気を博したYUGO、SHUNYA、JUNE、TOMO、YOONDONG、HEECHO、YOUNGHOONの7人からなるグループだ。バラエティ豊かな個性を持つメンバーの中から、今回は多才さを発揮しているSHUNYAにスポットを当ててみたい。

 SHUNYAは1997年生まれの23歳。デザイン担当でもあり、オフィシャルホームページのデザイン案、ファンクラブキットなどのビジュアルプロデュース、グッズディレクションなど、ORβITに関する様々なもののデザインに携わっている。ORβITの公式スポ担・RβITのTwitterにも「やることいーっぱいなのよ!!」とMacに向かう姿がアップされていた。

 そんなSHUNYAの魅力のひとつは、「存在感の強さ」だろう。日プ時代からそれは健在で、1分PR動画はもはやファンの間で伝説になっている。「おでこのサイズはセミダブル、鼻の穴のサイズはキングサイズ」という独特の挨拶で視聴者の心を掴み、熱々ラーメンを食べ終えて余った時間で自己PRするというチャレンジを敢行。だが、結局ラーメンを食べ終えることができずに、モゴモゴ言ったまま動画が終了するというシュールなものであった。そんなSHUNYAだが、本編では間違いなくムードメーカーで、多くの練習生たちを元気付ける姿が多々見られた。ライバルたちのパフォーマンスを見て素直に「カッケーなー!」と褒めたり、オーバーリアクションで反応をしたり、“いいヤツ”であることがひしひし伝わってくる。筆者はコンセプトバトルの収録に取材に行ったことがあるのだが、舞台裏で「Black Outチーム、みんなで(スタジオまで)行こうぜ」という彼の声が聞こえてきたということもあった。

PRODUCE 101 JAPANㅣ東京【大澤 駿弥(Osawa Shunya)】熱々のラーメンを食べます!ㅣ@自己紹介_1分PR

 もちろん、ORβIT結成後も存在感の強さを変わらず発揮。公式YouTubeチャンネルにアップされている「ORβIT OFFICIAL GOODS 『to EαRTH』 のご紹介」では司会進行を務め、流暢なトークを展開。過不足なくグッズの説明をしつつ、使い方のアドバイスをしたり、メンバーをまとめたりする姿が見られる。存在感があるSHUNYAだからこそ、年少組にもかかわらずリーダーシップを発揮してメンバーをまとめることが可能なのかもしれない。

ORβIT OFFICIAL GOODS 「to EαRTH」 のご紹介

 さらに、デザインを担当しているだけあり、「アイデアマン」な一面も持っている。日プのグループバトル時にHEECHOが振り付けに悩んでいたことがあったが、SHUNYAのアイデアが行き詰まりを打破したことがある。ORβITにおいても、SHUNYAの誕生日に公式YouTubeにアップされた「SHUNYA’s Birthday Event『Questions for Shuna』」の企画を立案。コロナ禍であっても、EαRTH(ORβITのファンネーム)のために何ができるかを考えられる彼の柔軟な発想力は、今後も大きな武器になっていくだろう。

SHUNYA’s Birthday Event「Questions for Shuna」

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