佐藤結衣の『ラジオdeジャニログ』

木村拓哉とA.B.C-Z 河合郁人の会話は、まるでファンとの交流のよう? ラジオ『FLOW』で浮かび上がる微笑ましい関係性

 木村拓哉がパーソナリティを務めるラジオ『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM、以下『FLOW』)に、A.B.C-Zの河合郁人が8月のマンスリーゲストとして登場した。“ジャニーズ大好きジャニーズ”を自称し、「ジャニーさん(ジャニー喜多川氏)の次にジャニーズを愛している」と公言している河合。

 好きこそものの上手なれ。これまで多くの舞台、ステージを見つめてきたからこそ、先輩たちのクセを分析し、その細かすぎるモノマネを披露してきた。岡本健一、少年隊・東山紀之、嵐・松本潤、KAT-TUN・亀梨和也など、世代を超えて楽しめるレパートリーの広さも注目を集める。今年5月には『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に出場。これはジャニーズとしては異例中の異例。だが、愛情たっぷりにいじっていくスタイルが支持され、初出場にしてまさかの準優勝に輝いた。

 そんな河合が最も敬愛しているのが、木村拓哉だ。約1年前、河合と親交のあるスピードワゴンの小沢一敬が、一足先に『FLOW』へゲスト出演していた。そのときも、小沢の口から「人生の教科書が木村さんなんですよ、彼は」と、河合が木村に憧れてやまない様子が語られていた。もちろん、河合は木村のものまねも度々披露しており、木村のソロライブ『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』にも、東京・大阪の2公演に参加。その木村愛は、河合のファンにとどまらず、木村のファンにも広く知られており、今回のマンスリーゲスト出演は双方のファンにとって、楽しみなオンエアとなった。

「後輩として? ファンとして?」

 登場するやいなや、木村の映像作品を全種類買ったことを伝える河合。ライブのMCでもグッズもしっかり購入したと話していた。そんなふうに会うたびに、熱い思いを伝えてくれる河合に対して、木村も「今後、俺は用意したほうがいいの?」と少々困惑した様子。しかし、河合の答えは「大丈夫です。僕、後輩じゃなくてファンなんで!」とキッパリ。木村のファンクラブにも受付開始してすぐに入会していた河合に、木村もファンとの交流を楽しむかのごとく、フランクな会話を繰り広げていく。

 ライブ時に木村からギターをもらった河合は、その長さが1m2cm(=1020mm)であることを受けて、自身の誕生日(10月20日)と一致するサプライズだと思ったと大いに喜ぶ。その話を聞いた木村は「違うわっ! なんで俺がプレゼントするギターをメジャーで測って“よしっ! ピッタリよし! 1m2cmよしっ!”って、そこでギター買わねーから!」と全力でツッコミを入れる。しかし、そんな偶然に運命を感じたくなるのがファン心理。「結びつけたくなりますもん。“あー、サプライズだなー”と」と、まだまだうっとりする河合が笑いを誘った。

「俺が郁人をチューンアップしていいのならば……」

 本来であれば、木村がゲストの人生をFLOWしてきた話を引き出していく番組なのだが、木村のファンゆえに、つい河合のほうがインタビュアーとなってしまう。まったく芸能界に興味のなかった木村が、どうしてジャニーズアイドルの道を真剣に歩みだそうと考えたのか。ファン代表として聞かずにはいられないという様子。木村は、周囲がアイドルにハマっていた時期に「なめ猫」グッズを持っていたこと。そして、ジャニーズの仕事に対しても当初はなめていたが、「できない」ことに奮い立たされ、「“これ、すっげー世界だな” って思ったの、やっと17歳。蜷川さんの舞台を踏ませていただいて初めて」と明かしていく。きっと木村ファンであれば何度も聞いたことがある話。でも、木村拓哉というスターが、どうやって生まれたのか。それは、何度でも聞きたい話でもあるのだ。

 だが、このまま木村の話ばかりになってはいけないと、さすがに攻守交代。今度は木村が河合の得意分野のものまねについて深掘りしていくことに。野球のスタメン方式で、河合のものまね打順を決めていく。4番はもちろん“スイッチが入ったときの“木村だが、続いて5番で名前が挙がった少年隊・錦織一清の“移動の仕方“でさらに話が弾む。「錦織さんは、なんかちょっとこう、低くなるんですよ」と語る河合に、木村も「わかる! わかるし、もうちょっと俺が郁人をチューンアップしていいのならば。顔の角度が……」とおそらく話しながら真似てみせ、河合も思わず「今の角度、似てましたね」と盛り上がる。その後も、錦織のファンキーフルーツ、さらには少年隊が見せつけたダンスレベルの高さについて、ジャニーズトークが止まらない。先輩の動きを観察する眼、リスペクトするスタイルに関しては、2人は似たもの同士なのかもしれない。

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