Newspeak特集
Newspeakの過去・現在・未来ーー音楽への大きなエネルギーを紐解く
4カ月連続で新曲をリリースすることを発表し、6月12日に第1弾楽曲として「Pyramid Shakes」を配信したNewspeak。7月10日には第2弾「Another Clone」を配信リリースする。
コロナ禍によってライブパフォーマンスを見てもらうことが困難になったこと。さらにファンとのコミュニケーションが少なくなったこと。今回の4カ月連続リリースにあたっては、バンド自身がそうした状況を受けて「自分たちにできることは?」と自問自答した結果、新曲=音楽を届けることを選択したことがある。そして今回リリースされる4曲は、アートワーク、リリックビデオなどが統一された世界観で制作され、最終的にコンセプチュアルなEP『Complexity & Simplicity of Humanity (and That’s Okay)』として完成する予定だ。
2017年に結成されたNewspeakは、2年連続で『SUMMER SONIC』に出演し、2018年にはMando Diao、The Fratellisの東京公演にてサポートアクトを務め大きな話題を集めているバンド。昨年11月に1stフルアルバム『No Manʼs Empire』をリリースし、その追加公演となる渋谷CLUB QUATTROワンマンも成功させた。
今回リアルサウンドでは、Newspeakの4カ月連続リリース、EP『Complexity & Simplicity of Humanity (and That’s Okay)』の完成までに密着し、Newspeakの音楽、そのエネルギーに対して過去、現在、未来のアプローチから迫る。
Live Report
Newspeak、ライブで確認した音楽を通して信じられるもの ネクストフェーズも示した代官山UNIT公演
Interview
Newspeakが語る、コロナ禍で身近な人たちに思いを伝える大切さ 「曲を作ることで何かしたいと思った」
Column
Newspeak、コロナ禍を受けて打ち出した「Blinding Lights」にあるステイトメント 合わせて聴きたいプレイリストも公開
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Newspeak、新曲「Another Clone」は今の世界に対する表現と問いかけ? 合わせて聴きたいプレイリストも公開
Newspeakが投じた「Pyramid Shakes」の意味 バンドの変遷から4カ月連続リリースの背景までを探る
Recommend
村松拓(Nothing’s Carved In Stone / ABSTRACT MASH)
ずば抜けたセンス。対バンした時に現場で叩き上げてきた感性なんだと実感。やっぱりバンドサウンドは最高なんだと教えてもらった音楽仲間です。これから先、例えばバンドという概念がこの世から無くなったとしてもNewspeakらしく音を届けてくれると思ってます。最高。
上野皓平(The Songbards)
NewspeakはKey,Gt,Ba,Drのどこに注目して聴いても耳が離せなくなるほど魅力的なのですが、それらを凌駕して圧倒的な存在感を放つRei君のボーカルは、同じボーカリストとして、ジャンル、歌詞の言語は違えど、間違いなく憧れの一人です。
しかし、このバランスでバンドが成り立っているのが本当にそれぞれのパートのおかげでもあるなと、パワーバランスの堂々巡りです。
今回の4カ月連続リリースの曲も聞かせていただき、『Monetized Love』からさらに進化し続けているNewspeakの活動を同じ音楽活動をしている身として、心から楽しみにしています。また是非ツアーにも呼んでください!
アサノケンジ (TENDOUJI)
メンバーみんなまあよく喋る。
その人間性のままステージ上がってステージじゃバチバチにカッコいいバンドは意外に少ない。
いい意味でスイッチが見えにくいバンド。
ということはステージ降りてもずっとカッコいい、てこと。
あれ?俺が憧れたバンドたちぽい。
なんか書いててムカついてきた。
どこまでもいっちまえ!!
サイトウタクヤ (w.o.d.)
俺の出番でギターの弦が切れたとき、Reiくんは当たり前のようにギターを貸してくれた。次出番やのに。Newspeakの音楽には、そういう飾らない自然体な凄みが滲み出ている。音がこんなに派手でもすっと心に溶け込んでくるのは、そこに一切の嘘がないからやと思います。またお酒飲もうねー!
三船雅也(ROTH BART BARON)
最初に『一緒にイベント出てくれないか』とオファーをいただいて共演した時感じたのは、彼らの持つ『底抜けの明るさ』だった。
その湿気のない軽やかさと明るさは、簡単に落ち込んだり暗くなってしまうことのできる今のような時代には絶対に必要なものです。
Newspeakは僕らと同じようにliveミュージックをみんなに届けて成長するバンドです、それが今ライブができなくなるという辛さがどれほどのものか、僕は手に取るようにわかります。
この4ヶ月連続リリースは一つの会場に集まって音楽が演奏できない、聴けなくなってしまったミュージシャンやリスナーに1つの希望をもたらしてくれる。
創造を止めるな、そしてその底抜けの明るさで今の世界を駆け抜けてくれ。いつか生き延びてその先でまた会おう。
岸本亮(fox capture plan / JABBERLOOP/ POLYPLUS)
4ヶ月連続リリースの新曲はどれも新たなNewspeakを更新している様に感じました。
サウンドメイキングも相変わらず嫉妬する程カッコいい。
日本の枠組みの中で語らずとも唯一無二の存在。
しかし、その音は今の時代に強烈にマッチングしている。
ライブでのエモーションもヤバい。そんなバンドだと思います。
引き続き、よろしくお願い致します。
https://www.foxcaptureplan.com/
http://www.jabberloop.com/
http://www.playwright.jp/artist/polyplus.html
石毛輝(the telephones / Yap!!!)
Newspeakは音も人間も最高。
対バンしたり飲んだりしてると、まるで同い歳かつ同じ土地で生まれ育ったような安心感があってウマが合います。笑
音はセンスと実力、そして努力の塊。
ライブは人間臭くてピュアなエネルギーに溢れていて観てる人をワクワクさせる。ダサい言葉かもしれませんが、ここ近年で失われつつある「ロックの夢」みたいのを託せるバンドだと思います。
うん、大好きだ!笑
TARO(Attractions)
彼らとの出会いは、今でも覚えてる。
何年前かの東京のSpace Oddで、当時お互い駆け出しで、Attractionsに至っては東京のライブは2回目とかだったはず。
その日は僕らの出番前がNewspeakだった。
彼らのライブがあんまりの衝撃で火傷した。
熱すぎた。
そのせいで、僕はあの日緊張してしまったな(笑)
正直あの音圧ずるい、そりゃかっこいいわ、踊るわ。
4人の息があって、グルーヴに乗らないとあの音圧は再現できないし、一見個性バラバラの4人、でもこの4人しかだせないグルーヴがあの日僕を熱くさせたんだと思う。
そう、踊らずにはいられない、それがNewspeakというライブバンドの凄みだと思う。
今となっては本当に大事な仲間だし、ライバルです。
4ヶ月連続リリースおめでとう!愛してるぜ兄弟!
尾崎雄貴(BBHF)
僕が惹かれるNewspeakは
人の頭をガツンと吹き飛ばすようなエネルギー体
ステージ上の彼らを見たときだって物理的な衝撃でクラクラした
Newspeakは音楽に乗っかって騒いでるんじゃなくて
音楽を振り回して歌って踊ってる とても情熱的に
この新しい曲たちもそう! 好き! また会えたらいいな
Rei(Vo/Key) コメント
この状況下、自分も色んな感情が巡って、落ちてる時もありました。
でもそれってみんな同じなんじゃないかな。多分1人じゃない。
だからこそ、タイムリーに感じたことを乗っけた曲たちを送り届けることによって、
少しでも前向きになってくれる人がいれば、と思い急遽4ヶ月連続リリースを企画しました。
是非お楽しみに!