坂本真綾、クリエイティビティと音楽的な充実

坂本真綾 25周年記念 特集

坂本真綾、奔放なクリエイティビティと音楽的な充実

 1996年4月24日にシングル「約束はいらない」でCDデビューを果たし、今年で丸24年。ついに、25周年イヤーに突入した坂本真綾が、7月15日に25周年記念アルバム『シングルコレクション+アチコチ』をリリースする。

 本作は、最新曲「クローバー」や『Fate/Gland Order』シリーズ主題歌「色彩」「逆光」、TVアニメ『カードキャプターさくら クリアカード編』OPテーマ「CLEAR」など、2013年以降のタイアップ曲を完全網羅しているほか、菅野よう子とタッグを組んだTVアニメ『WOLF'S RAIN』挿入歌「cloud 9」「Tell me what the rain knows」)や荒井由実の「卒業写真」カバー(OVA『たまゆら~卒業写真~第4部「朝-あした-」』主題歌)、DREAMS COME TRUEのトリビュート盤にのみ収録されていた「三日月」カバー、さらに自身が作詞したNegiccoの新録セルフカバー「私へ」など、レアトラックを詰め込んだ「BEST OF MAAYA」ともいえる25曲が収録されている。

 リアルサウンドでは、音楽ライター・森朋之氏による『シングルコレクション+アチコチ』全曲レビューと、ジャンルや国境を越えたクリエイターたちとのコラボ/セッションを繰り返しながら、自身の音楽性を深め続けている坂本真綾自身にデビューからの25年間を振り返ってもらいながらその音楽性の変遷などについてじっくりと話を聞いたインタビュー二本立てを通して、これまで彼女がアーティストやファンを惹きつけてきたその理由と魅力に迫った。