AKB48ら、緊急事態宣言下でアイドルの発信に変化 “ステイホーム”は新たなスタンダードを生むのか
グループに対し、個人で発信を続けるアイドルもいる。中でも大きな話題を巻き起こしているのが、吉川友だ。暇を持て余した吉川は、さまざまな食べ物の粒の数を数えて報告する“ひま粒し”画像をTwitterに投稿。とうもろこし、いくら、みかん、納豆、ザクロ、キウイ、小玉スイカ……など単純明解かつインパクト大の画像が徐々にバズを見せていき、ついにはイギリスのタブロイド誌「デイリー・メール」が吉川の”奇行”を取り上げる事態に。さらに夕方の報道番組『Nスタ』(TBS系)でも彼女を紹介し、吉川本人も「粒が実になりはじめてます」とTwitterでコメントしていた。
「家にいて、いのちを守る」ステイホームの中で、自分なりの新しい発信の仕方が見直されている現在。コロナウイルスが収束するその未来にも、今の発信の仕方が新たなスタンダードとして定着していくことだろう。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter