りんご娘 王林、なぜバラエティ番組に引っ張りだこ? ロコドル、ラスアイからブレイクまでの道のり

 東京でタレントとして人気を獲得した今でも、青森への愛を忘れないのが王林の魅力。青森での人気番組『ハッピィ』(ABA)をはじめ、ラジオのレギュラー、地元CM出演など、青森では絶大な知名度を誇る。並行して活動を続けるりんご娘は、今年デビュー20周年。3月には22ndシングル『りんごの木』をリリースし、残念ながら中止となってしまったが全国ツアー『RINGOMUSUME 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2020 ~りんごの木~』のファイナルには、弘前市民会館でライブを開催する予定であった。全国に青森の良さを伝え、地元の星となっているのが分かる。

 境遇こそ違うが、王林を見ていると、かつて福岡のローカルアイドル「Rev. from DVL」のメンバーとして活躍していた橋本環奈を思い出す。りんご娘としての活動は今後も続いていくであろうが、数年後、バラエティタレントとしてさらなる活躍を見せる王林の姿があるのかもしれない。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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