嵐、関ジャニ∞、Sexy Zone……メンバー全員で制作を手掛けた楽曲で光る、グループの個性
Sexy Zone
メンバー各々がソロ曲などで作詞や作曲を手掛けているSexy Zone。2月5日に発売された7thアルバム『POP×STEP!?』でも、通常盤の特典CDに収録されているそれぞれのソロ曲で、佐藤勝利、菊池風磨、マリウス葉が作詞を、中島健人が作詞・作曲を手掛けた。そんな彼らが全員で作詞したのが、5thアルバム『XYZ=repainting』収録の「O.N.E 〜Our New Era〜」だ。この曲がとにかく素晴らしい。出だしからSexy Zoneたちの決意がぎっしり詰まった言葉が並んでいるのだ。〈飛沫をあげていけ 嵐を超えていけ〉は言わずもがな先輩に対するリスペクトとライバル心が、〈二番目じゃ意味ないです 未だ五合目〉はまだ夢半ばだがトップを目指す覚悟が、〈誰かの水槽の中 たかが所詮淡水魚 But we can fly anywhere〉からは今までの環境を脱してさらに飛躍できるんだ、という自分たちへの期待が見て取れる。デビューからエリート街道を通ってきたと思われがちな彼らだが、むき出しの闘争心を見せつける形となった同曲。Sexy Zoneのますますの飛躍に期待したい。