3rdシングル『Category / My Love』インタビュー

ONE N’ ONLY、いよいよ迎えたターニングポイントを語る「既存の枠にとらわれない」

次のツアーはONE N' ONLYの曲だけで構成する(TETTA) 

ーーもうひとつのA面曲「My Love」についても聴きどころを教えていただけますか?

TETTA:「Category」と真逆ですよね。「Category」では「運命なんかない」って言ってるのに、この曲では「運命がある」って言ってるんですから(笑)。男女がだんだんお互いの魅力に気付いていって、いつの間にか「時を止めて一緒にいたい」という気持ちになるほどの関係になっていく……。こんな出会い、なかなかないですよね。

NAOYA:運命の恋ですよね。

ーー今までのONE N’ ONLYの曲とはまったく違うサウンドカラーだと思いました。

TETTA:EBiSSHの曲に近いかもしれません。逆に僕はこういうタイプの曲を歌ってきたので、親しみやすかったです。

ーーシングル『Category / My Love』は3種類のバージョンで発売されます。それぞれに異なるカップリング曲が収録されていますね。

HAYATO:TYPE-Aに収められている「LA DI DA」ですが、見栄を張っていたり、気取ってたり、キザな態度という意味があります。そしてサウンドとダンスに中近東的なエッセンスを取り入れているのがセールスポイントになっています。

EIKU:TYPE-Bの「HOLIDAY」はトライバルハウス風のサウンドが心地良いです。歌詞は空想の世界っていう感じですよね。そしてTYPE-Cの「Don’t worry」は大切な愛を手放してしまった人をテーマにした切ない歌。失恋と言ったらいいのか、愛を失ったときに気付く気持ち、どんなところにいても君をずっと思い続けてるよっていうことを歌った曲です。

ーー今回もJUNEさんがメインで作詞・作曲を担当しています。みなさんの個性をしっかり引き出しているし、相性もばっちりだと思いました。

全員:JUNEさんが提供してくれる曲はどれも大好きです!

REI:ONE N' ONLY のために、EBiSSHのときに書いてくれた曲とは違ったタイプの曲を用意してくれるんです。音の引き出しが多い方で尊敬しています。

ーーみなさんと直接やりとりすることはあるのでしょうか?

REI:はい。レコーディングのときはもちろん、ライブに来てくださったときによく話しています。

TETTA:レコーディングではJUNEさんが思い描いた世界観に自分たちが入っていくような姿勢で臨んでいますね。ときには「ここはこういう感じじゃなくて、もっとこっち寄りにして」という風にアドバイスをもらうこともあります。

ーー3rdシングルのリリースを記念して全国フリーライブツアーがはじまっています。初日のステージをYouTubeで観ましたが、TETTAさんは「いつものオレらしくない」と言うほど緊張していましたね。

TETTA:ツアーが終わってから1カ月ほど空いたからなんです。一度休みになるとライブのときのテンションというか、感覚を取り戻すのが大変で、久しぶりに行うイベントの一発目っていつも緊張するんですよ。

ーーとはいえ、普段のライブと違ってファンの方々と近いところで会えるので気分はだいぶ違うのではないでしょうか?

TETTA:接し方を変えていることは特にないんですが、フリーライブに限って言えば、「歩いている人も是非聴いて!」とか「そこのお店の中にいる人、来てください!」みたいな呼びかけは意識的にやっていますね。僕たちのことを知らない人に来てほしいというのが目標のひとつですから。でも俺がしゃべるとみんな逃げて行っちゃうよね。

KOHKI:歌っているときは観てくれるんだけど、しゃべりだすとどこかへ行っちゃうよね。

TETTA:俺のMC要らないんじゃないか? みたいなね(笑)。

ーー11月には東名阪Zeppツアーがあります。まだ準備中だとは思いますが、こんな内容にしたいという抱負はありますか?

KOHKI:とりあえず今は、目の前に用意されたものをしっかりやって、自分たちの実力を100%発揮できるほど十分な仕上がりになったら、自分の意見を言おうと思っています。

TETTA:次のツアーはONE N' ONLYの曲だけで構成する予定です。そういった意味で初のワンマンと言えそうです。

KENSHIN:ONE N' ONLYの曲だけでライブをやるというのは感慨深いですね。今まではさとり少年団(SBC)とEBiSSHの曲もやっていましたから。

ーー今回のインタビューで強く感じたのは「もっと上を目指したい」というみなさんの前向きな気持ちです。ONE N' ONLYの目指すところ、最終到達点はどこなのでしょうか?

HAYATO:ワールドツアーかな?

KENSHIN:世界征服……。

KOHKI:今はその途中ということで(笑)。

NAOYA:ソロでもグループでもカリスマ。

EIKU:同感です。どんなときでもカリスマでいたいですね。

ーー最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

HAYATO:3rdシングルは僕たちにとって勝負の曲というか、ターニングポイントになる曲だと思っています。「Category」の歌詞には“ONE N’ ONLYの時代を作る”というメッセージが込められているんです。これがONE N’ ONLYだ、既存の枠にとらわれないグループだっていうのをアピールした曲なので、全力で活動をしたいと思っています。ファンのみなさん、引き続き応援をよろしくお願いします!

(取材・文=まつもとたくお/写真=池村隆司)

■リリース情報
『Category / My Love』
発売:2019年10月16日(水)
《TYPE-A》¥1,091(税抜)
1 Category
2 My Love
3 LA DI DA
《TYPE-B》¥1,091(税抜)
1 Category
2 My Love
3 HOLIDAY
《TYPE-C》¥1,091(税抜)
1 Category
2 My Love
3 Don't worry

■ライブ情報
『ONE N' ONLY〜EBiSSH×SBC〜 Zepp Tour 2019』
11月3日(日)大阪 Zepp Osaka Bayside
11月4日(月・祝)愛知 Zepp Nagoya
11月24日(日)東京 Zepp DiverCity

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