s**t kingz『The Library』は“3つの演出方法で何度も楽しめる”公演に 新作ショーケースライブレポ

s**t kingz『The Library』は“3つの演出方法で何度も楽しめる”公演に 新作ショーケースライブレポ

 4人組ダンスパフォーマンスチームs**t kingzが、2年ぶりの新作公演『The Library』を開催する。結成10周年記念公演でもある今回は、過去最大規模の7都市を回る全国ツアーだ。

s**t kingzとは

 カリフォルニアで開催されたダンスコンテスト『BODY ROCK』にて、2010年、2011年と2年連続優勝を果たし、世界各国からオファーが殺到。三浦大知やBIGBANG、EXO、V6、DISH//、AAAなどのダンサーや振付として活躍する傍ら、ダンスでストーリーを表現する”無言芝居”という手法で単独公演を重ねてきた。パッションの強いダンスを得意としているにこやかなリーダー・shoji、セクシーなダンスや振付仕事に定評のあるkazuki、高身長イケメンなのに天然キャラ、高度なダンスに加え、パントマイムも得意とするNOPPO、ジーン・ケリーやフレッド・アステアなど往年のミュージカルスターに色濃く影響を受けているOguriからなる。

「世界一かっこよく図書館に本を返しに行く」過去最大規模の挑戦

 これまでの公演では「トイレ」や「工場」や「Bar」を舞台に、笑いとハッピーあふれるシッキンワールドを繰り広げてきたが、今回のテーマは「図書館」。あらすじは、shoji曰く「図書館に集まる仲の良い4人の男たち。本を読んだり勉強したり真面目な時間を過ごすときもあれば、4人集まるとどうしてもふざけたり騒いだり……常に彼らの周りにはドタバタが起きる、というコメディ作品」だという。

 ツアーでは、自身初の手法として「それぞれの会場の特徴を最大限に生かした3つの演出方法で、何度も楽しめる公演」を目指す。9月の横浜公演はグループ初のセンターステージを採用し、見る場所によって見え方の異なるパフォーマンスを構想中。10月と11月の各地公演は、正面から見る劇場スタイルで同内容を演出。そしてファイナルは、シッキン史上最大規模となる東京国際フォーラムホールCに立つ。

 また彼らは、2017年11月に行ったビルボード東京&大阪での単独公演で〈origami PRODUCTIONS〉所属の関口シンゴ、Shingo Suzuki、Kan Sanoらで構成された生バンドと初コラボするなど、ダンスチームとして斬新な挑戦を常に行ってきた。今回の『The Library』ではメインビジュアルのアートディレクターとして吉田ユニ、公演のPV楽曲「The Library」を手がける音楽プロデューサーとしてstarRoを起用し、新たなクリエイターとの化学反応に挑む。

 starRoはラッパー・Duckwrthをフィーチャリングした楽曲「The Library」を公演のために書き下ろした。この曲に乗せてシッキンがパフォーマンスしたPV動画は、5月25日にYouTubeで公開されるなり話題を呼んでいる。PVは、2017年に「TSUTAYA CREATOR’S PROGRAM」でグランプリを受賞した針生悠伺が演出・監督。「図書館」にちなんで1冊の本を4人が投げたり渡したりしながら“世界一かっこよく図書館に本を返しに行く”というストーリーが展開されている。

【s**t kingz】『The Library』(s**t kingz × starRo feat.Duckwrth)

starRoと相思相愛の「音で遊ぶ」コラボ

 公演に先駆けてs**t kingzは5月28日にマスコミ向けショーケースライブを開催。このステージではグループの魅力や武器をアピールする3種類のパフォーマンスを披露した。1つはムーディなR&Bチューンをバックにセクシーな振付で魅せる群舞、2つ目はハイハットのリズムだけが流れる中、ジェスチャーや表情でストーリーを進めていくコミカルな無言芝居、3つ目はstarRoとのコラボ曲「The Library」に乗せてPVのダンスの生披露。

 トークセッションには、メンバー4人に加えてstarRoも登場し、コラボが生まれた経緯を説明した。かねてからジャンルにとらわれないstarRoの音楽のファンだったシッキンからオファーし、これをstarRoが快諾。starRoは「日頃からダンスを意識した音楽を作りたいと思っているので、ダンサーの方のための曲を作るっていうのは僕にとって最高の仕事なんです。僕もs**t kingzさんもオールジャンルな感じだし、音を使って遊んでいただけるという想像があって、絶対いいものができると思いました」と語る。それを受けてkazukiは「変則的なリズムの中に急に変わり種の音が入ってきて、でもメロディが気持ちよくて……starRoさんの音楽にはそういうイメージががあったんですよ。まさに遊べる音みたいなものを求めてた。1曲の中にいろんなバリエーションが楽しめるような曲がいいとオファーさせていただいて、理想以上のものが返ってきてすごくうれしかった」と返し、両者の相思相愛ぶりをうかがわせた。

 なお、この5月28日にはs**t kingz、starRo、DuckwrthやOlive Oilが共演する一夜限りのコラボライブ『Music Library』もNOS EBISUで開催され、こちらも大成功を収めた。

 『The Library』は横浜、仙台、愛知、広島、福岡、大阪、東京で上演。イープラスでは6月10日までチケット先行受付を実施している。

(文=鳴田麻未/写真=(C)Takanori Tsukiji)

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