三代目 J Soul Brothers『NHK紅白歌合戦』5年連続出場へ 過去パフォーマンスを振り返る

 季節が流れるのは早いもので、もうすぐ2016年も終わる。年末のお楽しみのひとつといえば、大晦日に放送される『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)だろう。今年もそうそうたる出演者が視聴者を楽しませてくれることが決定している。EXILE TRIBEからは三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの出場が決定し、5回目の出場となる。そこで今回は、これまで三代目 J Soul Brothersが『NHK紅白歌合戦』でどのようなパフォーマンスを見せてきたのか、振り返ってみたい。

 まず、初出場を飾ったのが2012年。7thシングル『0〜ZERO〜』に収録されている「花火」を披露した。この時は、三代目 J Soul Brothersをデビュー当時から応援しているというロンドンオリンピックメダリスト・水泳の入江陵介選手の紹介でパフォーマンスをスタートさせた。バラードナンバーでありながらもキレのあるダンスと、花火をイメージした映像がマッチした美しい演出が施されていた。そして初出場とは思えない堂々としたパフォーマンスを背負った今市隆二と登坂広臣が伸びやかな声を響かせ、会場を圧倒した。

 2013年には、10thシングルに収録されている「冬物語」で2年連続の出場を果たす。タイトルを表すかのように光で雪を表現した演出がなされ、会場をしっとりとした空気で包み込んだ。パフォーマー5人の息がピッタリ合っていたことはもちろん、2012年に引き続きボーカルの2人も持ち前の美声をしっかり発揮していた。

 2014年は数々の賞を受賞したお馴染みの曲「R.Y.U.S.E.I.」を披露。『HiGH&LOW THE LIVE』でも見られた電飾をまとったダンサーたちが登場するなど、電飾をふんだんに使った派手な演出を見せる。今や三代目 J Soul Brothersの代名詞的な振付となった“ランニングマン”もバックダンサーたちと共に披露し、非常に華やかなパフォーマンスを見せていた。

 昨年2015年には、第48回日本有線大賞を受賞した「Summer Madness」を披露。まずはボーカル2人が歌いながら登場し、その後メンバーが一人ずつ登場。Bメロからは全員が揃い、バックダンサーとダンスを披露した。さらに三代目 J Soul Brothersのイメージカラーである青い光が会場を埋め尽くす。審査員を含めた観客全員が青いペンライトを持ち、パフォーマンスを盛り上げる場面が印象的だった。

関連記事