V6 坂本、タッキー&翼、内博貴…ジャニーズの真髄“舞台”の活躍目立つメンバーたち

内博貴

 最近、内の舞台での活躍が目覚ましい。2013年に出演した音楽劇『ザ・オダサク』をはじめ、2014年の『ザ・オダサク〜愛と性集のデカダンス〜』、2015年の『ペール・ギュント』、2016年の『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」』、『グレイト・ギャツビー』など、次々と大きな役を演じているのだ。内の魅力は、立ち振舞が舞台向きという点だ。178cmというジャニーズの中でも珍しい高身長と太くはっきりした声は、舞台上でこれでもかというほど目立つ。しかも、プロ野球選手を目指していたほどの野球少年だったためか体幹もしっかりしており、所作が美しい。2013年に昼ドラ『天国の恋』(フジテレビ系)に出演した際、演技が大袈裟と評されたこともあったが、舞台ではそれも武器となるのだ。これまでは一流の舞台俳優陣に揉まれ、成長を続けてきた内だが、9月からは『ジャニーズ・フューチャー・ワールドfrom帝劇to博多』に出演し、後輩を引っ張っていく側となる。伸びしろの多い彼に、今後も注目していきたい。

 この3名以外にも、舞台に力を入れるジャニーズメンバーたちはたくさんいる。まだ劇場に足を運んだことのない方にも、是非一度見てもらいたいと思う。彼らが創りだす世界観とその迫力に思わず飲み込まれそうになるはずだ。そしてジャニーズ事務所にはこれからも舞台を大切にしていって欲しいと切に願う。

(文=高橋梓)

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