ゲスの極み乙女。のシビアな作曲術に、関ジャニ∞大倉忠義が本音 「俺こんなバンド嫌や!」

 川谷は楽曲制作にあたって、細かいテーマが必要だと要望し、古田は「深夜12時前、渋谷センター街の牛丼屋さんに1人でいる女」とシチュエーションを設定。これを受けた川谷は普段通り携帯電話を使って作詞し、8分で歌詞を完成させ、何も知らない3人のバンドメンバーとともにステージへ移動し、作曲を開始した。

作曲は川谷がコードを弾き、絶対音感を持つちゃんMARIがそれを聴いてコードをホワイトボードに記入。3分でコード進行を決め、あとは川谷が残りのメンバーに「ドラムはクローズ(ハイハット)から入って4つ(四つ打ち)」「ベースはスラップっぽい感じでたまにハジく」「シンセサイザーから入ってピアノに、サビはオルガンで」などと説明し、15分でAメロ〜Bメロ〜サビという1番がざっくりと出来上がった。そしてバンドは何度かのセッションで意思疎通を重ね、32分でアレンジを含めた楽曲が完成。川谷がメンバーに意思を伝達する際のピリッとした雰囲気に、思わず大倉忠義が「俺こんなバンド嫌や!」とつぶやく一幕も。なお、今回制作した楽曲はゲスの極み乙女。がリリースする今後の作品に収録されるという。

 番組後半では、安田と丸山が「私以外私じゃないの」のセッションに挑戦し、安田は川谷と、丸山は休日課長と同じラインを弾き、見事演奏は成功。セッションを終えた丸山は「めちゃめちゃ楽しかったです」と手を震わせながら喜びを表現した。

 その後、ゲスの極み乙女。は新曲「両成敗でいいじゃない」をテレビ初披露し、オンエアが終了。次回は広瀬香美と由紀さおりをゲストに迎える予定だ。

(文=向原康太)

※記事初出時に出演者の表記に関して誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。
 

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