乃木坂46生駒里奈がAKB48兼任の苦悩明かす「一人って怖いよ。みんなが居なきゃ嫌だよ」

 そして、生駒の心身の披露はだんだんピークに達していった。大宮の町中でティッシュを受け取った通行人から「何?罰ゲーム的な?」と声をかけられた生駒は、怖くなって思わず泣き出してしまった。その出来事はその後の選挙活動にも支障をきたし、「一人って怖いよ。みんなが居なきゃ嫌だよ」と不安を吐露しながら消極的にしか動けなくなったという。

 そんな彼女を支えるべく、「生駒ちゃんも、(総選挙に)出るとはいっても不安だと思うし、みんなで背中を押してあげられればと思います」と語った白石麻衣は、他の全メンバーに声をかけ、生駒本人には内緒で彼女のティッシュ配りをサポートした。かつて同番組の企画で行ったティッシュ配りの際に泣きじゃくった西野も、「少しでも生駒ちゃんの支えというか、力になれればいいなと思います」と語った。

 また、生駒の地元である秋田では、堀未央奈と研究生の鈴木絢音がティッシュを配った。このことについて堀は「『バレッタ』で選抜に入った時、一番最初に声をかけてもらったのは生駒さんなので。この恩を今回で返していきたい」と、生駒から受けた恩を語った。

 その後、秋元真夏が「強がり過ぎずに、私たちには弱音を吐いていいんだよ」斎藤ちはるが「人一倍頑張ってて、すごく尊敬してる」と語るなど、ティッシュ配りに参加したメンバーからのメッセージが紹介され、場面は再びスタジオに移った。

 白石は、メンバー全員が泣きじゃくるなか、設楽からこの援護活動に対してコメントを求められ「1人で大変だろうし、今まで生駒ちゃんが乃木坂を引っ張ってきてくれたので、みんなで何かしてあげたいと思って」と号泣しながら語ると、生駒は言葉を詰まらせながら「みんながこうやって思ってくれてるって…。乃木坂のところではAKBの練習しちゃいけないかなと思ってたけど…」と語った。

 最後に、生駒がファンに向けて「皆さん、どうか乃木坂46のことをいっぱい応援してください。お願いします」と語り、番組は終了した。

 生駒の苦労やメンバーの苦悩をチーム全体で支えあった舞台裏が明かされた今回の放送。次回は「ゴリ押し推薦文コンテスト」が放送される予定だ。
(文=向原康太)

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