Twitter社、“フォロワー数の信頼性を高めるための取り組み”を発表 「正確かつ価値のある」フォロワーのみ表示へ

 Twitter社は7月12日、“フォロワー数の信頼性を高めるための取り組み”としてアナウンスを行った。

 今回発表されたのは、利用者すべてのアカウントでより正確かつ価値のあるフォロワー数が表示されるようになるというもの。ボットアカウントではない“ロックされたアカウント”、発表をそのまま引用すると「Twitter上で通常と異なる行為をしている兆候のあるアカウントに対してロックをすることがありました。Twitterはこれらの行為をするアカウントの所有者に対して、現在もアカウントを管理しているどうかを確認し、パスワード変更の確認が取れるまでログインが行えないように措置を継続します」といった形で対処されてきたアカウントだ。日本ではフォロワー売買に使われていることから“偽アカウント”と呼ばれることも多く、この言葉は間違ってもいないが100%正確なものでもない。

 Twitter社はそんなアカウントたちを、ユーザーのプロフィールに表示しない、つまりフォロワー数にカウントしないことを発表。この変更により、アカウントのフォロワー数の表示が減少するユーザーが出てくる(平均して4アカウント程度が減少)という。先に記したフォロワー売買のための対策とみてもいいだろう。Twitter社は同じリリースのなかで「多くの正確性、透明性は健全な会話の信頼にも繋がります」と声明を出している(この件に関する全体像はこちらのブログを参照)。

(文=編集部)

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