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ドリカムから椎名林檎まで……ストリーミング解禁の背景は ジェイ・コウガミ氏に聞く

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 DREAMS COME TRUE、宇多田ヒカル、Mr.Children、椎名林檎……昨年より、大物アーティストたちが続々とストリーミング配信への楽曲配信を開始する動きが続いている。なぜこのタイミングなのか、また楽曲解禁にはどんなメリットがあるのだろうか。海外の動向にも詳しいデジタル音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミ氏に話を聞いた。(編集部)

ビクターの解禁とアニバーサリーイヤーが鍵に

 DREAMS COME TRUEが2017年10月に解禁して以降、ストリーミングへの楽曲解禁はいわゆる大物アーティストの間でも怒涛のごとく広がってきている。一番のきっかけとしては、昨年11月にビクターエンタテインメントがサカナクション、斉藤和義、くるりといった人気アーティストの楽曲を解禁したこと。この動きが音楽業界的の中の空気を変えたように思います。

 また、アニバーサリーイヤー企画のひとつとして、配信を解禁しているアーティストが多いのも特徴です。ユニコーンは30周年、宇多田ヒカルさんは解禁は2017年12月ですが、2018年がデビュー20周年。Mr.Childrenが解禁は2018年ですが、2017年がデビュー25周年で、解禁日はMr.Childrenの結成日。椎名林檎さんは宇多田さんと同じく、今年20周年です。2018年は“98年デビュー組”が20周年を迎えることも関係しているのではないでしょうか。

 アニバーサリーイヤーにこれだけ盛り上がるのは日本独特ですが、アニバーサリーのタイミングで配信をスタートすることで、周年であることだけでなく、過去の作品にも注目が集まりやすくなる。同時に新作やツアーへの期待値も上げられます。CDだけでリリースした場合、ファンには届くかもしれませんが、ファン以外の層には届きづらい。配信はライト層にもアプローチしやすいツールの一つだと思います。

      

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