青山テルマ、メキシコ人とガチ喧嘩した過去を告白「LAで私本当に強くなっちゃったんですよ」

 青山テルマが、12月1日放送の『another sky-アナザースカイ-』(日本テレビ系)に出演した。この番組は、ゲストに海外にある第2の故郷、“アナザースカイ”を紹介してもらうというもの。青山が向かったのは、アメリカ・ロサンゼルスだ。

『10TH DIARY』(通常盤)

 数年間、ロサンゼルスで生活していた青山は、カリフォルニア州の都市トーランスにある、中学3年間を過ごした家に向かう。小学校から大阪のインターナショナルスクールに通っていた彼女は、「奈良から通ってたんで往復5時間位かけて、(トリニダード・トバゴ人との)ミックスだったんで、親がいじめられるんじゃないかっていう不安もあって。授業料が払えないってなったんですよ。だったらアメリカに行こうってなって」とアメリカに移住した経緯を話した。

 初めての喧嘩の相手は自分の身長の倍もあるようなメキシコ人だった。「この部屋でメキシコ人に絡まれて『はぁ?』ってなって『やったろけぇ?』ってなっちゃって」と当時を話す青山は、「教室出てここでタイマンしました」と広場をスタッフに案内。「やってやったよみたいな感じで去っていったの。そいつはもうバカにしてこなかったです」と喧嘩相手に勝利した状況を細かく説明。「友達も全くできなかったから、6カ月ぐらい1人だったんじゃないかな。日本人か黒人か自分も分からないというか、日本から来て日本人と遊ぶのもなんか違うなというか。アメリカに来たんだったら、アメリカ人とツルみたいし、ここから強くなりました。LAで私本当に強くなっちゃったんですよ。こちとら本気だぞみたいな」と彼女の強さのルーツを語った。

 恩師、学生時代の親友とも感動の再会を果たした青山。親友のエマは「彼女はいつも自分から喧嘩を売っていました。彼女は戦わざるを得なかったの。でも、友達に対しては優しい人です」と話す。大阪でゴスペルを習っていた青山は、「本場のゴスペルじゃないけど、そういうのを初めて経験したのがこの教会」と思い出の教会を訪れる。教会で、歌う楽しさを知った。「私、シャイなんですね。唯一歌ってる時が、自己主張できたというか。歌うことが楽しすぎて、自分がシャイなことを忘れる。ゴスペルのおかげで前に出れる。歌う楽しさをより知った」と語る青山。楽しさはいつしか自信に変わっていた。「LAに来て、音楽と触れ合ってずっと歌っていたいかもみたいな。自分の音楽を届けられる自信が、根拠のない自信なんですけど、自信がついちゃったんですよねLAに住んで。絶対日本で一番売れるっしょぐらいに思ってたし」と夢に溢れたデビュー前につてい振り返った。

 その後、青山は日本に帰国し、レコード会社のオーディションを片っ端から受けた。しかし、夢はすぐにはかなわなかった。「15歳に事務所に入って働き始めるんですけど、全然デビューもできなかったし、その時に同じ同期の歌手がどんどんデビューしていくんですよ」と、加藤ミリヤ、AI、JYONGRI、May J.の名前を挙げる。「すごい悔しい。あの時、悔しくて何度泣いただろう。10代までにデビューしないと人生終わると思ってたんですよ。ギリギリ19際でデビューできたんです」と苦労の道を振り返った。

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