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SPRiNGS『Hop Step Jump!』リリースインタビュー

遠藤ゆりか×篠田みなみ×日岡なつみが語る、『温泉むすめ』の可能性 「全温泉地を制覇したい」

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 あなたは『温泉むすめ』というコンテンツをご存知だろうか? 今年3月に本格始動したばかりのこのプロジェクトは、日本各地の温泉をキャラクター化してクロスメディア展開を行い、全国の温泉地を盛り上げるというもの。キャラクターたちを用いたアニメPVやゲーム、漫画、ドラマCDなどに加え、その声を担当する声優たちが実際にイベントやライブを行っており、10月には兵庫の有馬温泉が本作のキャラクターを特別観光大使に迎えるなど、地方活性化をコンセプトに掲げた新たな2.5次元コンテンツとして注目を集めている

 『温泉むすめ』のキャラクターたちは、各温泉に宿る下級の神さまという設定。普段は自分の温泉地をより多くの人に知ってもらう術を学ぶべく学校に通っており、温泉を司る最高神・スクナヒコの命によりアイドル活動を行っている。そんなストーリーの中心を担うメイングループとして活躍しているのが、本稿で紹介する9人組アイドルユニットのSPRiNGSだ。彼女たちはこれまでに2枚のミニアルバムをリリース。

 今回は、SPRiNGSのメジャー進出作となるファーストシングル『Hop Step Jump!』(作詞:唐沢美帆、作曲・編曲:浅利進吾)のリリースに合わせて、メンバーで道後泉海役の篠田みなみ、登別綾瀬役の日岡なつみ、下呂美月役の遠藤ゆりかにインタビュー。これまでの活動を振り返ってもらいつつ、『温泉むすめ』という作品や新曲の魅力、そして今後の展望について語ってもらった。(北野創)

遠藤「みんなとレッスンに参加したときの感動はすごかった」

左から遠藤ゆりか、篠田みなみ、日岡なつみ

――まずはご自身の演じているキャラについて、簡単にご紹介ください。

篠田みなみ(以下、篠田):道後泉海ちゃんは愛媛の道後温泉をモデルにしているんですけど、そこにある道後温泉本館という浴場がすごく昔からある荘厳な感じの建物ということもあって、道後ちゃんも古風な女の子という設定になってるんです。でも、機械や最新の技術にうとい部分があったり、性格が真面目すぎて他のメンバーに振り回されてしまう可愛らしい一面があります。それと道後温泉は夏目漱石の『坊ちゃん』の舞台でもあるので、道後ちゃんも夏目漱石の作品が好きだったりするんですよ。

遠藤ゆりか(以下、遠藤):下呂美月ちゃんは岐阜の下呂温泉のキャラなんですけど、他のメンバーと比べるとちょっと変わり者で。オタク趣味があるメガネっ娘で家に引きこもってることが多くて、セリフも「抱き枕カバーに入って眠りたい」とかユニークなものが多いんです(笑)。そういう引っ込み思案なところのある子なので、他のキャラに振り回されるタイプなんですけど、どうやら可愛い女の子のことが好きらしく、彼女と同じ1年生組の残り2人のことが大好きすぎてライブの写真を隠し撮りしたりしてるみたいですね(笑)。好きなものは下呂温泉の名物の栃の実せんべいです。

日岡なつみ(以下、日岡):登別綾瀬は北海道の登別温泉のキャラクターなんですが、私も同じ北海道出身で地元大好きなので、私にとってはすごく特別なキャラクターです。SPRiNGSのなかでも3年生の年長組で、おっとりしてるみんなのお姉さん的なキャラなんですけど、マイペースで少し天然が入ってるので、みんなをふんわり包み込むような癒し系なんです。それとセクシー担当みたいな部分もあって、あからさまにセクシーな感じではないんですけど、仕草とか立ち居振る舞いが自然とセクシーになってしまうというか。北海道出身だからなのか暑がり屋で、すぐ「暑いから脱いでもいいですか?」って服を脱ごうとしてみんなに止められるんです(笑)。

――それぞれの温泉地ならではの設定が盛り込まれてるんですね。自分の担当以外で気になるキャラは?

遠藤:私は美月ちゃんと同じで1年生のロリキャラ2人が好きです。バーデンちゃん(奏・バーデン・由布院)は自由奔放な性格ですし、有馬楓花ちゃんは“THE 妹”みたいなキャラなので、その2人のまとまらなさみたいなところが好きですね。見た目的には楓花ちゃんのお姉さんの(有馬)輪花ちゃんもすごく好きです。彼女は読者モデルをしてる設定なんですよ。

日岡:おしゃれ番長なんだよね(笑)。輪花ちゃんと楓花ちゃんは仲良しな姉妹の感じが可愛い!

篠田:私は秋保那菜子ちゃんが気になってます。田舎出身で都会に憧れてるんですけど、おしゃれしてみるとどこかダサいという設定で(笑)。他にも仙台出身なので伊達政宗がすごく好きだったり、歌うときは覚醒してすごくカッコ良くなったりとか、いろんな要素が詰め込まれてるキャラなんですよ。

日岡:草津(結衣奈)と箱根(彩耶)の2人も可愛くて。仲良しでいつも一緒にいるイメージなんですけど、2人とも元気で活発なキャラなので揃うとすごくうるさい感じで(笑)。それを私が演じてる綾瀬や泉海がどうどうってなだめるんです。

篠田:キャラ同士の関係性で言うと、泉海はしっかり者なのでなかなか甘えられないんですけど、SPRiNGSでいちばんお姉さんの登別は唯一甘えられる存在なのかな、と思っています。それと道後ちゃんはパソコンが苦手なので、機械が得意な下呂ちゃんに教えてもらってからは彼女のことをすごくリスペクトしてたり。

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下呂美月(CV:遠藤ゆりか) - 原案 - 桜井蓮
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ーー新しいキャラも続々登場していて、それぞれのデザインや衣装も特徴的ですよね。

遠藤:私は下呂ちゃんの笑えてないけど、笑っている表情が大好きなんです! ここにすごい彼女らしさが表れているというか、この表情がすごく私の中に刺さって「下呂ちゃんの声をやりたい」と思いました。アニメーションの絵と原作の絵でも違うんですけど、原作の絵のムチっと感も大好きです。ニーハイからちょっとだけ出ているお肉が……(笑)。

篠田:良いよね、あれ(笑)。みんなセーラー服を着ているんですけど、それぞれ違いがあって個性的なんです。道後は愛媛なので、みかんのイメージからオレンジでまとめられていて、パッと見た時にすぐ「愛媛だ!」って気付いてもらえそうですよね。

日岡:登別温泉は入る時に鬼のオブジェがあるんですけど、その繋がりで綾瀬の衣装にもちっちゃくて可愛い鬼がデザインされてます。あと、ラジオの公録の時にみんなでキャラのポーズをやろうという話になった時、綾瀬は大胆なポーズを取っているので、私だけ少し恥ずかしかったです(笑)。

――関係性も含めて各キャラの設定をしっかり作り込んだコンテンツだということがわかりました。みなさんは現在『温泉むすめ』としてどのような活動をされてるのでしょうか。

日岡:歌ったり、ライブをしたり、いろんな活動をしてますけど、いちばん多いのは毎月行っているラジオの公開録音イベントですね。そこには毎回違うメンバーが参加していて、SPRiNGSのメンバーから数人、それと回によってはライバルチームの温泉むすめもゲストで来てくれたりして、その回ごとの組み合わせで全然雰囲気が変わるんですよ。あとは地方活性化というコンセプトもあるので、地方に行って公録とミニライブをやらせてもらったりもしていて。

――これまでの活動でいちばん印象に残っていることは?

篠田:本当にいっぱいあるんですけど、10月に開催した神戸での2回目の公録イベントで、初めてSPRiNGSの9人全員揃ってライブができたんです。みんな最初のころに比べるとパフォーマンスがレベルアップしてきてるし、9人揃ったときのみんなのパワーがすごくて、“これが本物のSPRiNGSです”というのを見せられたのが、印象に残ってて。ファンの方にも反応していただいて……すごくうれしかったです。

遠藤:私はその神戸のイベントが初めてのライブだったんですけど、やっぱりそれが印象に残ってます。それまではずっと個人レッスンで振り付けを教えてもらってたんですけど、ひとりだとメンバーの移動とかポジションがわからないのでイメージが掴めないんですね。だから初めてみんなとレッスンに参加したときの感動はすごかったし、みんな自分の位置を空けた状態で待ってくれていて、やっと合流できたことがとても感慨深かったです。それと、秋保那菜子役の高橋花林ちゃんとは、デビューのときにYURI*KARIというユニットをやっていて、いちばん最初にお仕事をした2人なんですよ。今回の『温泉むすめ』でも一緒になったんですけど、なかなか一緒に仕事する機会がなかったので、神戸のライブで終わりの挨拶のときに「すごいうれしかった」と言ってくれて、泣けちゃいました。

日岡:私はこの間のダンスレッスンのときに、ダンスの先生が「みんな上手になって成長したね」って言ってくれたのが印象に残ってます。最初のころはみんな振りを踊るので精一杯で、周りのことが見えてなかったり、キャラクターとしてのパフォーマンスがなかなかできない状態だったんです。でも、レッスンを重ねるごとにみんなの表情やパフォーマンスのレベルが上がっていくのを私自身も感じてましたし、ダンスの先生がそうやって認めてくれたのがうれしかったです。

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