カプセルトイ専門家・ワッキー貝山のポケットテック
【7月・8月発売】昭和レトロな「ばあちゃんちのライト」、“あの頃”の人気キャラがカプセルトイで登場
近年、隆盛を迎えているカプセルトイ市場。一般社団法人日本カプセルトイ協会の調査によると、2025年度の製造元出荷ベースでの市場規模は、2024年度の1,410億円から39.0%増の約1,960億円という結果に。また、2021年頃から主流となった「店舗型カプセルトイ専門店」の出店が全国的に相次ぎ、全国900店舗以上(2026年1月31日時点)と、昨年度に比べ200店舗以上増加したという。
IP商品からオリジナル商品まで、各メーカーから日々さまざまな新作が発売されているだけに、リリース情報を追いきれていない人も多いはず。
このコラムでは、カプセルトイのコレクションを11万個保有するというタレント・ ラジオDJ・ 司会者のワッキー貝山氏が、リアルサウンドテック読者向けの注目アイテムを紹介。“ガチャ活”の一助になれば幸いだ。(編集部)
【7月の注目商品】『ばあちゃんちの昭和レトロライト』
発売日:2026年7月上旬
価格:1回500円
種類:全4種
サイズ:幅約46×高さ約26mm(紐を除く本体)
発売元:株式会社キタンクラブ
2006年9月に東京都渋谷区で設立し、今年で20周年を迎える株式会社キタンクラブ。緻密な造形物を得意とし、動物フィギュアシリーズ「ネイチャーテクニカラー」(のちに株式会社いきもんに分社化)やカプセルトイのファン層を一気に逆転させたメガヒットカプセルトイの「コップのフチ子」シリーズを2012年にリリースしています。
今回取り上げるのは、また他ジャンルの電子ギミック系。“おばあちゃんの家にあった色彩豊かなヒモ付きライト”です。若者の間では、エモいと評され近年再注目されている「昭和レトロ」を感じさせるこの商品。読者のなかには、お盆の帰省で目にしたり、実際に触れたりした方もいらっしゃるかもしれません。
ヒモを引っ張るとまずは、蛍光灯色の明るい光沢ライトがパッと点きます。光が灯ると一気に華やかになりますね。そして、ここからが本題。もう一回引っ張ると消灯するのですが、実際に試してみるとシーンは一転、あのセピア色のレトロチックな豆電球色のゆるーい光になります。さらにもう一度引くと完全消灯という一連の操作が再現できます。
あのぼんやりとした明かりとおばあちゃんの優しさとの交わりが与えてくれる安心と静寂によって、いつの間にか深い眠りに誘われてしまう……。昭和生まれでおばあちゃん子の私に、遠い記憶を思い出させてくれます。令和世代の方々はどんな気持ちになるでしょうか?
ちなみにこちらの商品はストラップが付いているので、どこにでも持っていけます。カバンのファスナーに付けるのは、多少勇気は必要かも?
常夜灯のカラーはオレンジ、グリーン、ブルー、イエローの全4種で、すべて原色。このカラーリングの分かりやすさも、昭和家電あるあるですね。なによりも、ヒモを引っ張る時に感じる多少の抵抗、パチッと切り替わるあの感覚。ミニチュアとはいえ本物そっくりな体験、そして感動が得られますよ。
【8月の注目商品】『めざましコラショガシャポンミニチュアコレクション』
発売時期:2026年8月 第5週
価格:500円
種類:全6種
対象年齢:15才以上
発売元:バンダイ
「バンダイ」といえば、言わずもがな業界のトップランナー。カプセルトイの世界売上No.1でギネスに認定されたことも記憶に新しいところ。同社が展開する「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」「ガシャポンのデパート」の合計設置台数は4,000台を超え、単一会場におけるカプセルトイ機の最多数を誇ります。
年間約1万8000点にも及ぶバンダイの取り扱いアイテムから、進研ゼミの小学講座でも人気のキャラクター「コラショ」のミニチュアが登場しました。みんなが使っていた「めざましコラショ」の目覚まし時計が音声ギミック仕様で登場しました(余談ですが、私の娘も使っていました)。全6種ですが、音声あり・なしバージョンがあるので、ありバージョンをマストでゲットしたいですね。
ラインナップを見ていきましょう。2002年のお腹が時計になっているバージョンは「よいしょコラショがんばるぞ!」。2006年の鉛筆を持ち、擬人化した時計が頑張りポーズを決めるバージョンは「ポロロロンおはよう、あさだよ」。2008年バージョンの小学校をモチーフにした時計で、屋根には元気なコラショがいるバージョンは「パンパカパーン」とそれぞれ元気にお喋りしてくれます。色彩も雰囲気も当時のまま。
- 2002年バージョン
- 2006年バージョン
- 2008年バージョン
さっそく、実際に購入しにいってきました。2008年の学校モデルをさっそくGET!……と思いきや、音声なしバージョンでした。残念。くじけず回しに回していきますが、5回すべてがダブりという、カプセルトイならではの洗礼を受けることに。そうして迎えた6回目。少し鈍い音と共に出てきたのは、2006年の時計君と鉛筆を持つお茶目なコラショ!
もちろん裏にはボタンがあります。さっそくプッシュしてみると「セットOK」と音声が流れます。さらに試していくと「軽快な音が3回、朝だよ!」の軽やかな声が! このバージョンでは、「楽しい一日スタート」「やったね元気いっぱい」「ヨイショコラショガンバロウ」「頑張るタイムスタート」「やったねやったね!次もガンバロウ」と、じつに7パターンもの音声が再生されます。そりゃあ、音声なしのバージョンも同封しなくちゃこのお値段での展開は無理だよね、と自分に言い聞かせるのでありました。
オリジナルとはサイズ感の異なるミニチュアですが、本物と変わらないギミックが素晴らしい。リアルタイム世代にはコラショと共に勉強した思い出が、そして親世代には小さかったお子さんの思い出が蘇ってきちゃいます。こういう“懐かしさ”を感じさせてくれるアイテムも、現在のカプセルトイ人気を支えているんでしょうね。今回は、昭和から平成世代を代表する、懐かしさに思わずうなってしまうようなギミック付きのアイテムをご紹介しました。
一期一会のカプセルトイ! 見つけたら即ハンドルを回してゲットだぜ!